「喪服ってたまにしか着ないけど、持っていないといけないの?」
「買うならどんな喪服を選べばいいのかな」
「喪服のレンタルができるって本当?」
今回はこのようなお悩みに答えます。
喪服を着る機会は人それぞれです。
毎年着る人もいれば、数年に一回程度という人もいるでしょう。
それでもあまり着る機会が少ない服であることは、共通して言えると思います。
しかし、いざという時にないと困るのが喪服です。
一着持っておくと安心ですね。
この記事では喪服の選び方のポイントをいくつかご紹介します。
また購入ではなくレンタルを利用したいという方のために、レンタルのメリットやデメリットについてもお答えします。
喪服って持っていないといけないの?
欲しい時にすぐ用意ができるのなら、持っていなくても構いません。
例えば親や知人に借りたり、レンタル業者から借りたりすることができればそれで十分足ります。
ですが不幸の知らせは急に届くものです。
借りるあてがあったとしても、使いたい時に間に合わないかもしれません。
必要な時に準備ができる自信がなければ、一着用意しておくと良いでしょう。
買ってはいけない喪服ってあるの?
喪服といっても素材や形は様々で、どれを選んだら良いか悩んでしまうかもしれません。
ここでは喪服を購入するにあたって、押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
オールシーズン使えないものは避ける
冬向けの厚いウールの生地のように、着る季節が限られるものは避けましょう。
なぜなら喪服は着る機会が少ないので、何着も持つ必要はないからです。
薄手のポリエステル製であっても中に保温効果が高いものを重ね着すると、冬でも対応可能です。
夏でも着られるアンサンブルであれば一年中着回すことができるでしょう。
流行りの形は避ける
ビッグシルエットやバルーン袖など流行りの形は避け、ベーシックなものを選びましょう。
というのも縫製がしっかりしている喪服であれば、一度買ったら何年も使えるからです。
ベーシックな形であれば、体型が変わらない限り長く着ることができますよ。
肌の露出が多いものは避ける
夏でも五分袖または七分袖のものを選びましょう。
透け感のある素材もやめた方が良いです。
スカートの長さは膝下からふくらはぎの辺りまである丈にしましょう。
葬儀の場では、露出が多い服はマナー違反になるので注意が必要です。
喪服のレンタルが便利!
なぜレンタルがおすすめなの?
喪服は購入するとだいたい3~5万円ぐらいするものが多いです。
更に着用後クリーニングに出せば、クリーニング代がその都度かかるでしょう。
そこでおすすめなのがレンタルサービスです。
3泊4日で5000円ほどなので、トータルでみると費用を抑えることができお得ですよ。
レンタルの流れ
ここではインターネットで申し込むレンタルサービスの流れをご紹介します。
① インターネットで商品と利用開始日、利用期間を選ぶ
② 早ければ当日の夕方までの注文で、翌日午前中に届く。お住まいの地域により差がある。
③ 喪服を葬儀で着用する。着用後のクリーニングは不要。
④ 返却は指定の箱や袋に入れ、返却期限までに送る。着払いでコンビニから送れる。
メリットとデメリット
メリット
- 注文から商品到着までが早い
- その時の自分の体形にあった喪服を着ることができる
- 靴やバッグなどの付属品もセットでレンタルが可能
- 期間延長にも対応してくれる
- 喪服を自宅保管するとカビやシミ対策が必要だが、そのような心配がない
- 希望すれば自宅以外の葬儀場やホテルでも直接届けてくれる
デメリット
- 事故や災害など、交通事情によっては到着が遅れることがある
- 喪服のサイズや質感が、思っていたのとは違うことがある
- 破れたり汚したりしないか気を遣う
以上のようなものが上げられます。
デメリットの中で一番困ってしまうのは、必要な時に商品が間に合わないことでしょう。
予期せぬトラブルが心配であれば、レンタルは避け自分で用意する方が良いかもしれません。
また服を汚してしまわないか不安な場合は、追加料金で補償を付けられるものもあります。
500~1000円ほどの支払いでクリーニング代や補修費を請求されずにすむので、補償は付けておいた方が安心です。
妊娠中や産後授乳期はレンタルを利用しよう
妊娠中や授乳中のママならレンタルがおすすめです。
使う頻度を考えると、わざわざ専用の喪服を買うのはコストパフォーマンスが良くありません。
臨月にも対応しているAラインのワンピースや、前あきファスナーが付いた授乳しやすいタイプの喪服もあるので、ぜひレンタルを検討してみてください。
まとめ:買ってはいけない喪服とは
最後に買ってはいけない喪服についておさらいします。
- オールシーズン使えないものは避ける
- 流行りの形ではなく、ベーシックなものを選ぶようにする
- 肌の露出が多いものは避ける
- マタニティ用の喪服は、購入ではなくレンタルがおすすめ
喪服は高額な商品が多く、また度々買い替えるものではありません。
せっかく買っても、体型が変わってしまったらどうしようと心配な方もいると思います。
購入ではなく、レンタルという方法も視野に入れてみると選択の幅が広がりますよ。
いざという時に慌ててしまわないよう、今から考えておきましょう。
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