ワイヤレススピーカーの”買ってはいけない”と”おすすめ”の見分け方を解説

配線がなくてもBluetoothなどで接続して音楽や音声を楽しめる『ワイヤレススピーカー』。

コンパクトで持ち運びに便利なものも多く、現在では使用している人も多いのではないでしょうか?

今回は、

 
  • ワイヤレススピーカーの特徴を知りたい
  • ワイヤレススピーカーの”買ってはいけない”と”おすすめ”の見分け方を知りたい
  • おすすめのワイヤレススピーカーを教えて欲しい

といった方に向けて記事を書きました。

便利なワイヤレススピーカーですが、”買ってはいけないもの”と”おすすめ”の見分け方はご存じでしょうか?

今回はワイヤレススピーカーの概要から、ワイヤレススピーカーのメリットとデメリットをご紹介します。

数あるワイヤレススピーカーの中でも”買ってはいけない”と”おすすめ”を見分けられるようになりますよ。

最後にはおすすめのワイヤレススピーカーも紹介しているので、自分に合った商品を探してみて下さいね。

記事のポイントは次の通りです。

 
  • ワイヤレススピーカーとはコード不要のスピーカーで『Bluetooth接続』と『Wi-Fi接続』のタイプがある。
  • ワイヤレススピーカーのメリットには『持ち運びに便利』『防水・防塵機能』といったものがある。
  • ワイヤレススピーカーのデメリットには『充電の手間』『音声の遅延』などがある。

それではポイントについて詳しく説明していきますね。

ワイヤレススピーカーとは

買ってはいけない ワイヤレススピーカー

ワイヤレススピーカーとは配線不要で使用できるスピーカーのことです。

主にBluetoothやWi-Fiで送信された音声データを再生する仕組みです。

最近ではスマホとBluetoothで接続して、屋外や仕事などで利用する人も増えています。

Bluetoothタイプ”と”Wi-Fiタイプ”の主な違いは次の通りです。

”Bluetoothタイプ”のワイヤレススピーカー
買ってはいけない ワイヤレススピーカー

ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー

 
  • Bluetoothを使って直接機器とワイヤレススピーカーを接続
  • 有効範囲はおよそ10m以内
  • 接続が簡単
  • 屋内外の好きな場所で使用できる
  • ”Wi-Fiタイプ”より音質で劣る
”Wi-Fiタイプ”のワイヤレススピーカー
買ってはいけない ワイヤレススピーカー

Edifier MS50A Wi-Fiスマートスピーカー

 
  • 無線LANを介してデータを受け取る。無線LANルーターが必要。
  • 話しかけて機能する”スマートスピーカー”の機能も
  • 高音質でハイレゾ音源にも対応
  • スマホに着信があっても音声が途切れない
  • バッテリーを内蔵していないタイプが多いため、電源が必要なことも

”Bluetoothタイプ”は”Wi-Fiタイプ”に比べて手軽に接続や持ち運びができます。

”Wi-Fiタイプ”は音質で勝る他、話題のスマートスピーカーとして使用できるものもあります。

用途に合わせてどちららのタイプのワイヤレススピーカーを選ぶのか変わってきます。

ワイヤレススピーカーのメリットとデメリット

買ってはいけない ワイヤレススピーカー

ワイヤレススピーカーのメリットとデメリットはどういったものがあるのでしょうか?

ここではワイヤレススピーカーのメリットとデメリットについて解説します。

ぜひ、ワイヤレススピーカーの”買ってはいけない”と”おすすめ”を見分ける参考にして下さいね。

ワイヤレススピーカーのメリット

持ち運びに便利

ワイヤレススピーカーはとにかく持ち運びに便利です。

ワイヤレスかつ充電式、大きさもコンパクトなものが多く、外出時に手軽に持ち運べます。

車の運転中やキャンプなど家の外でもお気に入りの音楽を聴くことができるのが嬉しいですね。

配線が必要ない

据え置きのスピーカーは電源や他の機器との接続のために配線が必要です。

配線がごちゃごちゃして見栄えが悪くなることもあるでしょう。

もちろん配線があるため、外部に持ち運ぶこともできません。

その点、ワイヤレススピーカーは配線が必要なく、どこに置いてもスッキリした印象を与えます。

スマホに比べて音量が大きく、音質がよい

スマホで音楽を再生してもどこか軽い音に感じてしまうことはありませんか?

ワイヤレススピーカーは低音もクリアに再生してくれるため、迫力あるサウンドを楽しめます。

かなり安価なワイヤレススピーカーでもスマホより格段に音質がいいのは魅力ですよね。

また、コンパクトなワイヤレススピーカーでもかなりの音量が出ます。

音量が大きいため、自宅での家事の間でも、屋外の広い場所でもはっきりと音が聞こえます。

ちなみに、音の大きさは「W(ワット)数」で決まります。

W(ワット)数音量
3W・コンパクトなワイヤレススピーカーに多い
・大音量まではいかないが自宅や車内のBGM等には十分
5W・自宅や車内では十分な大音量を楽しめる
10W・広い部屋や屋外でも普通に聞こえるほどの大音量で出力
20W・屋外の広い場所で迫力あるほどの大音量

使用目的に合った「W(ワット)数」のワイヤレススピーカーを選ぶようにしましょう。

防水・防塵機能でお風呂や野外でも便利

ワイヤレススピーカーは様々な環境で使用されることが想定されています。

そのため、『防水・防塵機能』が備わっているものが非常に多いです。

防水・防塵機能があるため、お風呂などの水のある環境、汚れの付きやすい屋外でも安心して使えます。

ちなみに、防水・防塵機能にもレベルがあるため、使用する環境を想定して選ぶといいですよ。

防水機能

防水レベル防水機能
IPX0・防水機能なし
IPX1・防滴Ⅰ型(垂直に落ちる水滴から守る)
IPX2・防滴Ⅱ型(垂直から15度までの範囲で落ちる水滴から守る)
IPX3・防雨型(垂直から60度までの範囲で落ちる水滴から守る)
IPX4・防まつ型(全ての方向の水しぶきから守る)
IPX5・防噴流型(全ての方向からの水流から守る)
IPX6・耐水型(全ての方向からの強い水流から守る)
IPX7・防浸型(30分程度の水没でも浸水がない)
IPX8・水中型(長時間の水没でも浸水がない)

防塵機能

防塵レベル防塵機能
IP0X・防塵機能なし
IP1X・直径50㎜以上の固形物が入らない
IP2X・直径12.5㎜以上の固形物が入らない
IP3X・直径2.5㎜以上の固形物(ワイヤーなど)が入らない
IP4X・直径1.0㎜以上の固形物が入らない
IP5X・粉塵が入らない/入っても正常に機能
IP6X・粉塵が入らない

マルチペアリングが可能

ワイヤレススピーカーはマルチペアリングが可能なものが数多く発売されています。

マルチペアリング

一つのワイヤレス機器(今回はワイヤレススピーカー)と複数の端末と接続すること。

同時に複数の端末で利用することはできませんが、接続先を簡単に切り替えることができます。

家族や友人で一つのワイヤレススピーカーを共有して、場面に応じて好きな音楽や音声を再生することが可能です。

距離が離れていても操作が簡単に機器の切り替えができるのは、ワイヤレススピーカーならではのメリットと言えます。

ワイヤレススピーカーのデメリット

充電や電池交換をする必要がある

ワイヤレススピーカーは配線が必要なく、持ち運びに便利です。

ですが、電源に直接繋いで使わない場合、充電や電池交換が必要になります。

持ち出し先で再生中に急に充電が切れてしまうことも。

電源なしで長時間の使用を想定している場合は、8時間以上などのバッテリー容量のワイヤレススピーカーを選ぶと比較的安心して使えます。

中には約16時間再生可能なワイヤレススピーカーもあります。

\16時間再生で充電を気にせず使える/

買ってはいけない ワイヤレススピーカー

SRS-XB13/ソニー

最初は接続に手間がかかる

有線のスピーカーであれば、線を差し込むだけで接続することができます。

ですが、ワイヤレススピーカーはスマホとスピーカーを接続する操作が必要になります。

複雑なものではありませんが、使い慣れていない人だと手間だと感じるかもしれません。

ただ、一度接続してしまえば、次回からは自動接続になるワイヤレススピーカーがほとんどです。

商品によっては音声の遅延が起こる

ワイヤレススピーカーによっては音声の遅延が発生することがあります。

動画の視聴やゲームのプレイなどで、映像より音声が遅れるとストレスになります。

音声の遅延はBluetoothタイプのワイヤレススピーカーで起こりやすい現象です。

原因は”データの圧縮”です。

Bluetoothでは、音声データを送受信するときにデータの圧縮をしています。

そして、データの圧縮形式(コーデック)には主に4種類あり、遅延が起こりやすさが異なるのです。

圧縮形式(コーデック)

圧縮形式特徴
SBC(標準的な形式)三種類の中で最も遅延が起こりやすい
AAC・SBCに比べ音質がよく、遅延が起こりづらい
・主にApple製品で使われている
aptx・AACよりさらに高音質で遅延が起こりづらい
・主にAndroidで使われている
LDAC・ソニーが開発したコーデック
・メリハリがあり歪みが少ない高音質

音声の遅延を防ぐにはSBC以外のコーデック形式に対応しているワイヤレススピーカーを選ぶのがおすすめです。

ただし、接続する機器側(スマホなど)も同じコーデック形式に対応していなければなりません。

また、他にも音声の遅延を防ぐ方法として、

 
  • Wi-Fiタイプのワイヤレススピーカーを選ぶ
  • 機器とスピーカーの間に障害物を置かない

といった方法があります。

雑音や音声の途切れが発生することも

ワイヤレススピーカーは有線タイプと比較すると、どうしても音声に不安定な面があります。

音声を再生した際に多少の雑音が入るなんてことも。

また、障害物やスマホの動作状況によっては音声の途切れが発生する可能性もあります。

現在発売されている商品では、雑音や音声の途切れのリスクはかなり軽減されているため、そこまで心配は不要です。

それでも、有線に比べると不安定な面があるのは間違いないでしょう。

おすすめのワイヤレススピーカー3選

買ってはいけない ワイヤレススピーカー

ここまで、ワイヤレススピーカーとは何か?メリットやデメリットは?といったことを解説してきました。

解説を踏まえて、今回はおすすめのワイヤレススピーカーを3つに絞ってご紹介します。

【音質で選ぶ】Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II

Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II

メーカー:BOSE(ボーズ)
接続タイプ:Bluetooth(コーデックは非公開)
ワット数:8W
サイズ(幅×奥行き×高さ):18㎝×5.9㎝×5.1㎝
重量:680g
再生時間:最大約10時間
防水/防塵:防滴

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楽天市場
Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker IIのおすすめポイント
 
  • 深みのある低音域も再生可能で、とにかく音質がいい
  • コンパクトな手のひらサイズで持ち運びにも便利
  • クレードル(台)に置くだけで簡単充電
  • 8台の機器とマルチペアリング可能
  • 不要な振動を抑える設計で雑音が気にならない

【コスパ最高】Anker Soundcore 2

Anker Soundcore 2

メーカー:Anker(アンカー)
接続タイプ:Bluetooth(対応コーデック:SBC)/AUX
ワット数:12W
サイズ(幅×奥行き×高さ):約16.8㎝x4.7㎝x5.6㎝
重量:414g
再生時間:最大約24時間
防水/防塵:IPX7防水

Anker Soundcore 2のおすすめポイント
 
  • 性能がいいのに値段が安く、コスパがかなりいい
  • Ankerの独自技術BassUpテクノロジーで豊かな音色と迫力ある低音を再現
  • 最大約24時間の再生が可能で、充電切れのリスクが少ない
  • IPX7防水機能でアウトドアでも心配なく使える
  • Bluetooth機器がなくてもAUXで有線接続も可能

【目でも楽しめる】ソニー LSPX-S2

ソニー LSPX-S2

メーカー:ソニー(SONY)
接続タイプ:Bluetooth(対応コーデック:SBC・AAC・LDAC)/AUX
ワット数:11W
サイズ(幅×奥行き×高さ):約9㎝x9㎝x27.7㎝
重量:約1.1g
再生時間:最大約8時間
防水/防塵:なし

LSPX-S2のおすすめポイント
 
  • 360度サラウンドスピーカーで、空間全体に音が広がる
  • 「アドバンスド バーティカル ドライブ テクノロジー」技術で生演奏のような音質
  • ガラス管部分にLED搭載(32段階調節)で雰囲気も演出
  • 目立たない位置にボタンが配置され、インテリアにも最適
  • 音楽ストリーミングサービス『Spotify』に対応

ワイヤレススピーカーの”買ってはいけない”と”おすすめ”見分け方【まとめ】

今回は、

 
  • ワイヤレススピーカーの特徴を知りたい
  • ワイヤレススピーカーの”買ってはいけない”と”おすすめ”の見分け方を知りたい
  • おすすめのワイヤレススピーカーを教えて欲しい

といった方に向けて記事をお届けしました。

記事のポイントは次の通りです。

 
  • ワイヤレススピーカーとはコード不要のスピーカーで『Bluetooth接続』と『Wi-Fi接続』のタイプがある。
  • ワイヤレススピーカーのメリットには『持ち運びに便利』『防水・防塵機能』といったものがある。
  • ワイヤレススピーカーのデメリットには『充電の手間』『音声の遅延』などがある。

ワイヤレススピーカーの特徴やメリット・デメリットについてお伝えしてきました。

ぜひワイヤレススピーカーの”買ってはいけない”と”おすすめ”を見分ける参考にしてくださいね。

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