オールインワンジェルは買ってはいけない？

基礎化粧品の中で、スキンケアの時間短縮にもなるオールインワンジェルですが、買ってはいけないという口コミもあるようです。
具体的にオールインワンジェルはどのようなもので、どう使えばよいのでしょうか。

オールインワンジェルはどのように使う？

オールインワンジェルは、化粧水・乳液・美容液・クリームなどの成分が入ったジェル状の柔らかいクリームです。
これ1つを顔につけるだけでスキンケアは終了します。

とても便利ですよね。
近年では、保湿目的のジェル以外に、刺激に弱い敏感肌用、ハリやシワ、美白などの改善が期待できるエイジングケア用などが続々と出てきています。
必要に応じたオールインワンジェルを選べるので、効果的にスキンケアができます。

ただ、オールインワンジェルを使ってもイマイチ効果が感じられない、値段のわりにケアが不十分に感じるなどの意見もあります。
どのような点で買ってはいけないと感じるのでしょうか。

オールインワンジェルを使っていても、乾いている感じがする、エイジングケアができていないのではと感じる場合があります。
1つでカバーできるということですが、いろいろな役割を担うあまり、それぞれの成分が足りていないことがあるようです。

そのような場合、必要な基礎化粧品をプラスして使うこともできます。
保湿が必要であれば化粧水を足して使ったり、シワが心配ならリンクルケア用のクリームをつけたりといったこともできるのです。
美白が必要であれば、紫外線を防止できる日中美容液や、美白用のクリームを塗るのもよいですね。

上記で述べたように、他のスキンケアと組み合わせができるものも多いです。
組み合わせると成分が過剰になるのではと心配になる方もいるようですね。

化粧品の成分表を見て、オールインワンジェルと同じ成分が入っていない物を選ぶのもおすすめです。
また、付け方に問題があるかもしれません。

スキンケアは水分が多い化粧水から付けていき、その後に美容液、乳液を付けて最後に重い感じのするクリームで水分を閉じ込めるためにふたをします。

オールインワンジェルは水分が多い物であれば化粧水よりも後に、油分の多いクリーム状であれば美容液や乳液の後につけることになりますね。
順番が違うと肌に浸透しにくくなる恐れがあるので、手持ちのオールインワンジェルがどのあたりに含まれるか考えて使うことをおすすめします。

できれば、同じメーカーから出ているアイテムを選んで組み合わせるとよいかもしれません。

オールインワンジェルを使っていて、なんとなく肌に痛みを感じたり、赤みが出たりして肌が荒れているように感じる方もいるようです。
その場合、肌に合わない成分が使われているかもしれません。

いろいろな機能がついたオールインワンジェルは、その分多くの成分が入っています。
オールインワンジェルの成分表を見て、苦手な成分が入っていないか確認してみるといいですね。

肌の弱い方は、敏感肌用と書かれていてもサンプルなどを試したり、パッチテストをしてみたりしたほうがよいでしょう。
化粧品のクチコミサイトやSNSの書き込みを確認して、トラブルを起こしている人がいないか、くまなくチェックしてみましょう。

オールインワンジェルを初回は半額程度で購入できても、その後は定期購入が必要というケースがあります。
これは、通販の化粧品メーカーでよく見られますよね。

最初に使ってみて気に入らなかったらキャンセルできるのか、また、定期購入の期限になってもオールインワンジェルが残っていたらどうするのか、といったことで購入に踏み切れないという方もいるようです。

通販の化粧品メーカーによっては、決まった日までに手続きをすればキャンセルができたり、購入をスキップしたりすることもできるということです。
気になるのであれば、購入前によくある質問を集めた注意書きを読んだり、事前に問い合わせをして確かめたりする方法もあります。

最後にオールインワンジェルを使うメリットについて紹介します。

洗顔後にオールインワンジェルを付けるだけでケアが完結できるので、時間を短縮できます。
朝の出勤や通学前の忙しい時間にも手早くお手入れができますね。

夜遅く帰ってきて、スキンケアをする間もなくすぐに眠りたいというときにも役に立つでしょう。

スキンケアを通常通りに行う場合、化粧水や乳液を付けて、クリームでふたをして…としていると、最低でも3回は肌を触ることになりますね。
オールインワンジェルは肌に触るのは1回だけになります。

スキンケアをするとその分だけ肌をこすることになり、肌が荒れる原因にもなりかねません。
敏感肌で刺激を感じやすい場合、痛みを感じることもあるでしょう。

肌に合うオールインワンジェルが見つかると、無用なトラブルも避けられます。