メリット・デメリットを解説!買ってはいけないベビーカー

赤ちゃんとのお出かけが快適になるベビーカー。

各メーカーから、さまざまな機能をもつ商品が販売されています。

でも、今気になっているそれは、あなたと赤ちゃんに合わない買ってはいけないベビーカーかもしれませんよ?

そこで今回は、以下のベビーカーのメリット・デメリットと合わせて、買ってはいけないケースについて解説していきます。

  • 軽量ベビーカー
  • 三輪ベビーカー
  • トラベルシステムベビーカー

軽量ベビーカーはどう?

ベビーカーは絶対軽いほうがいいよ!ママも運びやすいし。

だけど、軽すぎるのも心配だな…

ベビーカーを選ぶときに、まずチェックするのが軽さではないでしょうか。

軽量ベビーカーだと、赤ちゃんが乗らないときも片手で運べて便利そうですよね。

メリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット:軽くて持ち運びがしやすい

なんといっても、軽くて簡単に持ち運べるのが魅力。赤ちゃんを乗せたまま持ち上げたり、抱っこして片手で運んだりする場合は、軽いことがとても大事です。

車への載せ下ろしが楽なので、お出かけに持っていきやすいですね。

折りたたんでコンパクトになるため、バスの中や集合住宅の玄関などの狭い場所でも便利なベビーカーです。

デメリット:走行性に難あり

軽さを重視しているので、重量のあるベビーカーに比べると走行性は劣ってしまいます。タイヤが小さいものが多く、段差を乗り越えるのに一苦労することも。

軽量化のために細いフレームや薄いシートを採用しており、赤ちゃんに振動や衝撃が伝わりやすいのは心配ですね。

シンプルなつくりで、高めのシートや大容量カゴなどの機能が削られてしまうのもマイナスポイント。

走行性重視な人は買ってはいけない!

赤ちゃんの乗り心地や走行性などを重視している人には、軽量ベビーカーはおすすめできません。

押しにくかったり砂利道で揺れたりするため、スムーズに走らせたい人だとストレスに感じてしまいます。

軽量化すればするほど機能が減ってしまうので、ベビーカーを選ぶ際は自分の欲しい機能が備わっているか確認しましょう。小さい赤ちゃんを乗せる場合は、振動や衝撃を吸収するシートクッションがあるものだと安心ですね。

階段の昇り降りが多かったり公共交通機関を利用したりする人は、できるだけ軽いベビーカーがおすすめですよ。

三輪ベビーカーはどう?

三輪ベビーカーって最近よく見るよね。

近所のママ友も使ってる!

カッコいいけれどどうなんだろ?

スタイリッシュな見た目で人気の三輪ベビーカーですが、使い勝手はどうなのでしょうか。

よく考えずに購入すると、生活に合わず後悔してしまうかもしれません。

こちらもメリットとデメリットを押さえておきましょう。

メリット:走行性が安定している

重量のある三輪ベビーカーは、どんな道でも走行しやすいのが特徴です。段差も楽々と乗り越えられて、デコボコした道もスイスイと進んでくれます。

前輪1、後輪2のタイヤで走行するため、四輪ベビーカーに比べて小回りが利きます。

操作がしやすいので、人混みでも片手で簡単に方向転換が可能

しっかりとした頑丈なつくりで、赤ちゃんが成長して重くなっても走行性は変わりません。

多くがエアタイヤを採用しており、振動を吸収してくれるのも嬉しいですね。

デメリット:サイズが大きくて重い

サイズが大きく、狭い場所では圧迫感があります。折りたたんでも四輪ベビーカーほどコンパクトにはなりません。

車に載せる場合でも、軽自動車のように小さい車種は注意が必要です。

四輪ベビーカーに比べると重いのもデメリット。四輪のA型ベビーカーは6㎏前後が多いのに対し、三輪ベビーカーは8~10㎏の重さがあります。

赤ちゃんが乗らないときに、片手で運ぶのは難しそうです。

電車やバスに乗る人は買ってはいけない!

三輪ベビーカーは、公共交通機関を頻繁に利用する人にはおすすめできません。

赤ちゃんを乗せるとかなり重くなるため、バスの乗り降りなどで持ち上げなければならない場合、ママ一人だと大変です。持ち運びも困難なので、駅構内などでは階段のないルートを選んで通らなければなりません。

また、四輪ベビーカーは対面・背面の両方に対応した両対面式がありますが、三輪ベビーカーだとほとんどが背面式。赤ちゃんを見ながら押したい人にも不向きですね。

三輪ベビーカーは、走行性や操作性を重視している人にぴったりです。どんな道でも楽に走らせたい場合は、重量があるものが適しているでしょう。

トラベルシステムベビーカーはどう?

欧米では定番らしいね。

便利そうでいいんじゃない?

うちはパパしか車に乗らないよ?

私は使うかな…

トラベルシステムとは、赤ちゃんを取り外し可能なシートに乗せて、ベビーカーとチャイルドシートの間を楽々移動できる便利な商品です。気になっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、買ってみたけど思ったより使わなかった…という声も。

我が家に必要かどうか、しっかりチェックしてくださいね。

メリット:赤ちゃんを運びやすい

トラベルシステムはチャイルドシート、ベビーカー、キャリー、バウンサーなど多用途で使用でき、シートを丸ごと取り外して赤ちゃんを移動できるのがメリットです。

体勢を変えずに運べるので、眠っている赤ちゃんを起こしてしまう心配がありません

多くのA型ベビーカーは生後1ヶ月からでないと使えませんが、トラベルシステムのベビーカーは新生児から使用可能。

退院直後でもベビーカーに乗せられて、そのまま自家用車のチャイルドシートで帰宅できますよ。

デメリット:使用期間が短い

高額な割にトラベルシステム自体の使用期間が短いのがデメリット。

シートを取り外せば背面式ベビーカーになりますが、これだとトラベルシステムの機能はなくなってしまいますね。

チャイルドシートは1歳までしか使えないので、前向きシートへの買い換えが必要になります。

また、シートベルト式だとチャイルドシートの装着が非常に面倒。専用ベースを使用するISO-FIXなら簡単に取り付けられますが、ベース購入の費用がかかるためコスパが悪いです。

チャイルドシートやベビーカーから下ろしてキャリーとして使う場合、力に自信のないママには重すぎるケースも。車から自宅玄関までの距離が長かったり段差が多かったりすると、赤ちゃんを運ぶだけでも一苦労です。

トラベルシステムのシートをのせたベビーカーの重さは、10㎏を超えるものも多いので注意しましょう。

車に乗らない人は買ってはいけない!

トラベルシステムの最大のメリットは、チャイルドシートとベビーカーで移動しやすいこと。車にあまり乗らない人には、コスパが悪いためおすすめできません。

重いキャリーやベビーカーを持ち上げるのは、なかなか大変。自宅に段差が多い人も注意が必要です。

眠ったままの赤ちゃんを車から運べるのは、使用期間が短くても寝不足のママには嬉しい機能です。車移動がメインの人には、非常に助かる存在になるでしょう。

まとめ

今回は三つのベビーカーについてご紹介しました。

魅力的なベビーカーはたくさんありますが、どの商品でもメリットとデメリットをしっかり把握しなければなりません。

ご自身のライフスタイルに合っているか、本当に使いやすいかどうかをよく見極めることで、失敗のないベビーカー選びができますよ。

重さやたたみやすさ、操作性などは、店頭で実際に触ってチェックするのをおすすめします。

ぴったりのベビーカーで、お出かけを楽しんでくださいね。

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