「1才からのかっぱえびせん」は幼児用のかっぱえびせんです。
通常のかっぱえびせんに比べ味つけを薄くして、油も使用していませんので、小さいお子さんも食べやすいお菓子です。
注意する点は、えびアレルギーです。えびを含むかっぱえびせんは、何歳から与えてよいのでしょうか?
えびを含む甲殻類アレルギーは、加熱した食材や加工品でも発症します。また、重篤なアナフィラキシー症状を起こしやすいアレルギーですので注意が必要です。
他にも、1歳児に与えると危険な食材があります。
はちみつ、ナッツ類、生の食材はもちろん、必ず医師や保健師などの指示に従い、安全な食材を与えるようにしましょう。
「1歳からのかっぱえびせん」は1歳児に与えていいの?
1歳からのかっぱえびせんは、幼児用のお菓子として売り出されていますが、本当に1歳から食べさても大丈夫なのでしょうか?
ひとつ心配な点は、えびから作られているため、かっぱえびせんが気になります。
「1歳からのかっぱえびせん」は、1歳から食べられる幼児用のお菓子です。
ひとつ8gの小包装になっており、子どもが少しずつ手軽に食べられるお菓子になっています。
通常のかっぱえびせんとは違い、油をいっさい使わない製法で作られており、塩分も大幅にカットされています。
うす味で程よい食感が楽しめ、歯がはえはじめる1歳頃のお子さんにちょうどよいお菓子です。
アレルギー表示としては、小麦とえびが記載されています。
えびを含む甲殻類アレルギーは、加熱した食材や加工品でも発症します。また、重篤なアナフィラキシー症状を起こしやすいアレルギーですので注意が必要です。
小さめのお菓子ではありますが、のどに詰まらせてしまう可能性もありますので、最初は小さく砕いて少量ずつ与えた方が良いでしょう。
1歳からのかっぱえびせんは、1歳から食べられる幼児用のお菓子です。
油をいっさい使っておらず、塩分もカットされており、お菓子を食べはじめるお子さんにぴったりのおせんべいです。
心配な点は、えびのアレルギーがありますので、最初は少しずつ様子を見ながら与えた方が良いでしょう。
甲殻類アレルギーに要注意!えびは何歳から食べても大丈夫?
原材料に「えび」を含むかっぱえびせんですが、何歳から子どもに与えていいのでしょうか?
ひとつ心配な点はえび・かにを含む甲殻類のアレルギーがあることです。重症化するとアナフィラキシー症状などを引き起こすため、注意が必要です。
えび・かにを含む甲殻類アレルギーは、主に「トロポミオシン」というたんぱく質が原因で発症するアレルギーです。
このトロポミオキシンはえび以外にもかになどの甲殻類や、イカやタコなどの軟体動物、貝類にも含まれています。
甲殻類アレルギーは特に小学校低学年から高学年にあたる学童期以降に増加する傾向にあり、成人にもっとも多いアレルギーです。
一度発症すると治りにくいと言われています。
また、重篤なアナフィラキシーショックを起こす頻度が他の食品より高くなっているため要注意です。アレルギー症状としては、蕁麻疹などの皮膚症状や呼吸困難、嘔吐、口内や喉のかゆみなどの粘膜症状があります。
アレルギー反応が表れるのが比較的早いのも特徴で、大部分は摂取後1時間以内に反応が出ます。
子供に食べさせはじめる目安としては、離乳食が終了する1歳〜1歳半頃に少量から与えてみるのが良いでしょう。
甲殻類アレルギーの原因物質トロポミオシンは、加熱調理をしても効力を失いません。しかし、一般的には火を通した食品や加工食品のほうがアレルギーを引き起こしにくいと言われています。
初めて与える場合は、必ず加熱したものを、少しずつ与えるようにしてください。
まずは、えびやかになどの甲殻類を含むおせんべいなどの加工品から始めて、アレルギー反応がなければ、火を通した食材や生の食材を調理して、少しずつ量を増やしながら試していくのが良いでしょう。
えび(甲殻類)アレルギーはトロポミオシンというたんぱく質が原因で、加熱調理されていてもアレルギー症状を発症します。
重篤なアナフィラキシーショックを起こす頻度が他の食品より高くなっているため、注意が必要です。
まずは1歳~1歳半頃から、加工されたおせんべいなどを少量ずつ与えて、試してみるのが良いでしょう。
1歳児に与えても大丈夫?!要注意な食べ物
えびやかに以外にも、乳幼児の赤ちゃんには要注意な食べ物がたくさんあります。
以下にあるはちみつ、ナッツ類、生の食材はもちろん、必ず医師や保健師などの指示に従い、安全な食材を与えるようにしましょう。
【はちみつ】
はちみつは、「乳児ボツリヌス症」という感染症の主な原因となります。
乳児ボツリヌス症とは、1歳未満の乳児にみられ、特に生後3週間~生後6か月の間に発症しやすいと言われています。
ボツリヌス菌の芽胞(がほう)という強い細胞が体内に入ることで発症する感染症です。
1才までは、まだ消化器官の機能も未熟です。そのため、この芽胞を赤ちゃんが食べると、大腸で菌が成長・増殖して毒を出し、乳児ボツリヌス症を発症します。
死亡率は高くはなく、病院できちんと治療すれば完治することが多い病気ですが、重症化すると呼吸困難や最悪死に至ることもあります。
はちみつは、必ず満1歳を過ぎてから与えましょう。
【ナッツ類】
赤ちゃんは咀嚼力が弱く、気管が狭いため、食べ物や異物が誤って咽頭と気管に入る「誤嚥」が起こりやすくなります。
赤ちゃんの誤嚥として多い例がナッツ類で、ピーナッツやアーモンドは特に気管に詰まりやすく、離乳食期に与えてはいけません。
離乳食期に与えても大丈夫な食材であっても、粒が大きいぶどうやプチトマトなどの食材は、必ず切って小さくしてから与えるようにしましょう。
【生の魚、お刺身】
離乳食の時期に生の魚やお肉を食べさせるのは絶対にNG!
赤ちゃんは細菌などに対する抵抗力が弱いため、生ものに限らず食材はしっかり火を通したものを与えましょう。離乳食では、しっかり火を通した野菜などの食材が基本となります。
お刺し身を食べる目安は2才を過ぎてからで、最初は必ず新鮮なものを少量ずつ試してみるのが良いでしょう。
いかやたこは、加熱しても強い弾力が残り、またアレルギーの心配もあります。赤ちゃんに与えるのは、1歳をすぎてから、小さく刻んだものを少しずつ与えましょう。
乳幼児には、はちみつや誤嚥の危険性があるナッツ類、生の魚介や肉は要注意です。
特にはちみつは乳児ボツリヌス症という感染症の原因になり、最悪死にいたる危険性があります。
他にもナッツ類やおもちなど、のどに詰まらせる可能性がある食材は要注意です。つぶの小さなミニトマトなども、必ず小さく切ってから与えましょう。
生のお刺身類は、2歳頃を目安に、これも新鮮なものを少量ずつ食べさせるようにしましょう。
まとめ:1才からのかっぱえびせんは、ちょっとずつ食べさせよう
「1才からのかっぱえびせん」は幼児用のかっぱえびせんです。
通常のかっぱえびせんに比べ塩分がカットされ、油も使用していませんので、小さいお子さんにもおすすめのお菓子です。
注意する点は、えびアレルギーです。えびを含むかっぱえびせんは、何歳から与えてよいのでしょうか?
特に基準はありませんが、子供に食べさせはじめる目安としては、離乳食が終了する1歳〜1歳半頃に少量から与えてみるのが良いでしょう。
最初は加熱調理した食材や加工食品を少量ずつ与えるようにしましょう。
他にも、乳幼児に与えると危険な食材があります。
はちみつ、ナッツ類、生の食材はもちろん、必ず医師や保健師などの指示に従い、安全な食材を与えるように気を付けましょう。
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