セルフマツエクのキットは、よく通販で販売されていますが、あなたは使用したことはありますか?
サロンに行く時間がない人でも、セルフなので自分の好きな時にマツエクを付けることができます。
そんなセルフマツエクですが、資格を持っていなくても安全にできるものなのでしょうか?
今回は、『セルフマツエクとは?』、『シングルエクステと束エクステの違い』、『セルフマツエクを付ける上でのメリットや危険性』などご紹介します。
セルフマツエクとは?
『セルフマツエク』とは、サロンではなく、自分自身でマツエクの施術をしていくことです。
やり方としては、メイクをしている状態ならアイメイクをしっかりと落とし、専用の前処理剤で目に残っている汚れなどを取り除きます。
そしたら、まつ毛専用のアイラッシュコームで自まつ毛を整え、グルーが下まつ毛に付かないようにサージカルテープを貼っていきます。
トレーにグルーを出し、エクステにグルーを付けてから自まつ毛1本1本にエクステを付けていき、グルーを濡らさないように数時間乾かし終えたら完成です。
シングルエクステと束エクステの違い
まず、シングルエクステとは、自まつ毛1本に対して、1本のマツエクを付けます。
自まつ毛1本につきマツエク1本なので、生えている自まつ毛の本数分までしか付けることはできません。
対して、束エクステとは、1本のシングルエクステではなく束状になっているエクステです。
2本〜20本くらいの毛が根元から束になっているので、シングルエクステよりもボリュームを出すことができます。
◇カールの種類◇
・Jカール・・・自まつ毛のようにストレートなカールで、毛先にだけカールしたような仕上がりで、マツエク初心者の人にオススメです。
・Bカール・・・ビューラーをしたような、ゆるやかなカールで自然な印象になります。
・Cカール・・・まつ毛パーマをかけたようなカールで、華やかな印象になります。
・CCカール・・・Cカールよりもカール感が強く、パッチリとした印象になります。
◇太さの種類◇
・0.1mm・・・自まつ毛の太さに一番近く、すっぴんの時にも浮きにくく自然な仕上がりになります。
・0.15mm・・・マスカラを塗ったような感じになり、ボリューム感のある目元になります。
・0.20mm・・・ボリューム感+濃さが出るので、とても華やかな印象になります。
セルフマツエクのメリットや危険性
【メリット】
①サロンに行く時間や手間がかからない
サロンに予約する必要がなく、行く時間をなかなか作れない人でも家で自分の空いてる時間にできます。
②サロンよりもコストがかからない
サロンで施術してもらうと、1回あたり50,000円〜10,000円くらいの費用になりますが、セルフだと300円〜500円くらいしかかかりません。
③自まつ毛への負担が少ない
セルフ用のグルーは、自まつ毛に優しいので痛みにくいです。
④デザインをいつでも変えることができる
サロンで付けると次の予約の日まで変えることができませんが、セルフだと付け替えを自分で付けられるので、デザインをいつでも自由に変えることができます。
【危険性】
①自まつ毛が減る
1本のマツエクを複数の自まつ毛に付けてしまうことが多く、エクステ同士がくっついてしまったり、マツエクの根元が浮いてきてしまうことがあります。
そして、マツエク1本が抜けるたびに自まつ毛ごと抜けてしまう可能性もあります。
自まつ毛にとって負担が非常に大きく、何度も繰り返しマツエクをしていくと自まつ毛が痛んでいく原因になるでしょう。
②アレルギーが起こる可能性がある
マツエクによるアレルギーの主な原因はグルーにあると言われています。
グルーが硬化する時に、ホルムアルデヒドが発生するため目に刺激を感じ、しみたり痛みを感じたり、かゆみが出ることもあります。
その他にも鼻水やくしゃみなどの症状が出る可能性もあります。
なので、使用前にパッチテストは必ず行うようにしましょう。
③目をツイーザーで傷つけてしまう恐れがある
ツイーザーは、かなり細いマツエクの毛を掴むためのものなので、鋭利にできており、誤ってツイーザーを皮膚が薄い目の周りや粘膜がある場所に刺してしまうと、角膜や粘膜、皮膚などを傷つけてしまう恐れがあります。
④セルフで付けるのは簡単ではない
慣れるまではとても難しく、誤った使い方や付け方をするとさまざまな危険性を引き起こす原因になるので、特に目元の細かい作業が苦手な人はサロンでプロに任せる方がいいでしょう。
セルフマツエクは、特に時間や金銭的なメリットがとても大きいように感じますが、プロではない人が簡単にはできるものではありません。
誤った使い方で目を傷つけてしまう危険性が十分にあり、人によってはアレルギー反応が出てしまう可能性もあります。
サロンでプロに施術してもらうことが1番安全ですが、セルフマツエクをしたい人はアレルギーが出ないか、パッチテストを先に行うことが重要です。
万が一、目に異常を感じたり、アレルギー反応が出てしまったら必ず病院を受診するようにしましょう。
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