夏に首にかけられる扇風機である首掛け扇風機。
ネックファンとも呼ばれていて、アマゾンや楽天では、夏になれば必ず上位ランキングに最新モデルが出てきます。
しかし、実際見てみると似たようなものが多く、どれを買えば良いのか困ってしまいますよね。
本記事では、買ってはいけない首掛け扇風機の特徴、どう選べば良いのかをポイントで上げていきます。
首掛け扇風機って効果あるの?
首掛け扇風機は、首から掛けて首元に風を送るミニサイズの扇風機です。
左右に送風ファンがあるものからストラップタイプのものまで、さまざまな形のモデルがあります。
ハンディ扇風機・ハンディファンと比べてファンが小さい商品も多く、「本当に涼しくなるのか?」と思われがちですが、実際にこの夏、使用すると首や顔を中心に冷やされ、涼しく感じられました。
首掛け扇風機のメリットは、両手を空けたままで涼しい風を受けられることです。
とくに屋外での運動やアウトドア、野外イベントなどで活躍します。
一方でデメリットとして、ファンと顔の距離が近いため運転音が気になったり、髪の毛がファンに巻き込まれたりするトラブルがあることもあります。
それらをネックと感じるなら、ハンディ扇風機・ハンディファンを使用する手もあるので、あわせて検討すると良いでしょう。
また、首掛け扇風機は首に風を当てて涼しさを感じるものですが、首を冷やすアイテムにはネッククーラーもあります。
ネッククーラーは肌に直接当てることによるクールダウンを目的としているので、即効性を重視する人はこちらもチェックしてくださいね。
首掛け扇風機の選び方
首掛け扇風機の選び方のポイントをご紹介します。
とにかく涼しさが欲しい!なら風向きと冷却プレート
首掛け扇風機を屋外で使用したい人は、風の方向と冷却プレートの有無を確認しましょう。
冷涼感の検証から、風が首に当たる商品とペルチェ素子の冷却プレートを搭載する商品が蒸し暑い環境でも涼しく感じられることがわかりました。
炎天下でも涼みたいなら、風を好きな場所に当てられる商品がおすすめです。
たとえ風が強くても、首や顔全体に風が行き渡らないと涼しさを感じられません。
モニターからも「首に風が来ないと涼しく感じられない」との意見が多く、屋外の使用には向いていません。
また、ニトリやエレスなどファンの間隔が狭い商品は、角度の調節はできないものの首や顔全体に風を送れます。
モニターからも「首に風が当たって涼しい!」と満足度の高い声が多数。
ファンを細かく動かす必要がないので、風向の微調節を最低限にしたい人におすすめといえます。
モニターから最も好評だったのが、ロア・インターナショナルやFrancfrancなどファン周辺のワイヤーで風向を自在に変えられる商品です。
好きな場所に風を向けられて涼しく感じられるだけでなく、首に掛けるところが細いためヘッドホンのような見た目の商品が多く、見た目重視の人にもぴったりですよ。
冷却プレートには電動のペルチェ素子を使用したものと金属のプレートを使用したものがあります。キーンと冷えるような冷却力を求めている人はペルチェ素子を選びましょう。
金属プレートの商品は屋内ではつけた瞬間に冷たさを感じられるものの、屋外ではほとんど効果を感じられません。炎天下での冷却力にはあまり期待できないといえます。
ストラップタイプは疲れやすい?首が疲れやすい人はネックハンドタイプ
首掛け扇風機は、風を送るファンに加え充電式のバッテリーも搭載する機器なので、長時間首に掛けていると疲れてしまうこともあります。
首掛け扇風機にはファンを直接首に掛けるネックバンドタイプと、本体に取り付けたストラップを首に掛けるストラップタイプがあります。
ストラップタイプのほうが軽くて疲れにくいと思われがちですが、実際にそれぞれのタイプを30分装着したところ、疲れにくいのはネックバンドタイプでした。
決め手となったのは首に掛ける部分の太さです。
ストラップタイプは紐のように細く、前方に下げた本体の重さが首にかかるためより重く感じられました。
一方でネックバンドタイプは首元が太くフィット感に優れます。
ただし、疲れる場合もあるため、ネックバンドタイプのなかでもファンを動かして調節できるものを選ぶと良いでしょう。
使い勝手も重視しましょう
首掛け扇風機のつけ外しは頻繁に行うものなので、首に掛けやすい商品が良いですよね。
実際に使ってみたところ、本体を大きく広げられる商品はつけ外しが簡単でした。
また、首掛け扇風機は体から離して使えないぶん若干操作がしづらい印象です。
首に掛けていると電源ボタンが見えないので、感覚でボタンを探す必要があります。
電源ボタンが前方のファン周辺にあると押しやすいですよ。
首掛け扇風機のなかには、ネックバンドが柔らかい素材で大きく広げられる商品があります。
つけ外しを行う際、本体を大きく広げるとタオルを首に掛けるような感覚で簡単でした。
髪の長い人でも掛けやすくておすすめですよ。
本体を広げられない商品のつけ外しの感覚は首に引っ掛けるようなイメージです。
微調整も難しいので、とくに首が太い人やフィット感を細かく調整したい人には向いていません。
ストラップタイプは、ストラップを大きく広げてつけ外しができる点はメリットですが、つける際にストラップが髪にかかるので髪型をあまり崩したくない人には向いていないといえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
買ってはいけない首掛け扇風機の特徴がわかったと思います!
皆さんも首元をしっかり冷やして、夏を乗り切りましょう!
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