マウスウォッシュは買ってはいけない?

忙しくて時間がないとき、スッキリしたいときなど、マウスウォッシュを使う方、多いと思います。


便利なマウスウォッシュですが、気を付けなければいけないこともあり、使い方をきちんと理解しておく必要があります。

この記事を読むことで、

・マウスウォッシュの種類

・マウスウォッシュの選び方

・マウスウォッシュのリスク

について知ることができます。

マウスウォッシュの種類

マウスウォッシュは効果によってさまざまな種類のものがあります。

この記事では主に3つご紹介したいと思います。

1つめは、口臭予防が目的のものです。

口臭予防のマウスウォッシュには、殺菌作用の成分が入っていないので虫歯予防などにはなりません。

この種類のものは基本的には口臭予防と口の中の爽快感を得るためだけの役割を果たします。

2つめは、虫歯予防が目的のものです。

虫歯予防が目的のマウスウォッシュの場合は、歯垢をつきにくくする成分などが含まれ虫歯菌をやっつける成分が入っています。

こういったマウスウォッシュは医薬部外品に分類されます。

3つめは、歯周病予防目的のものです。

歯周病予防目的のマウスウォッシュには歯茎を元気にする役割があり、「液体歯磨き」の記載がされています。

マウスウォッシュの選び方


マウスウォッシュには大きく3つの種類があることを紹介しましたが、ほかにも製品を選ぶときに参考にしていただきたいポイントがあるのでご紹介したいと思います。

まずはアルコールの有無です。

マウスウォッシュには、アルコール配合タイプとノンアルコールタイプのものがあります。

アルコールが入っていると、 口臭や歯周病の原因菌を殺菌できたり、清涼感も高まりますが、アルコール特有の刺激や苦みが嫌いな方もいると思います。

マウスウォッシュを初めて使うなど、まだ使い慣れていない人はノンアルコールタイプから試してみることをおすすめします。

つぎは、香りなどの使用感です。

マウスウォッシュというと、ミント系の香りのものが多いです。

しかし最近は、柑橘系やハーブのような香りのものも商品化されているので、好みの風味や香りを探してみるのも楽しいです。

また、大きさも商品によって異なり、持ち歩きに便利な小型タイプや家庭用の大容量タイプまであります。

使用シーンや場所を考えて購入することをおすすめします。

マウスウォッシュの危険性


マウスウォッシュは手軽にで口の中をさっぱりすることができ、口臭を抑える効果もある便利なものですが、リスクもあります。

それは、一部のマウスウォッシュにはかなり刺激の強い物質が含まれていると言われていることです。

その物質はラウリル硫酸ナトリウムというもので、シャンプーなどでよく使用される活性剤の一種になります。

高い洗浄力があるのが特徴で、非常に分子が小さく肌に浸透しやすいため、皮膚を通過して毒として体内に取り入れられてしまう可能性があるのです。

そのため、最近では使用している商品は減っているほどです。

敏感肌の人など人によっては肌荒れ、アレルギーを引き起こすこともあります。

マウスウォッシュはゆすいだ後、吐き出しますが、多少は口の中に成分が残ってしまいます。

さらにマウスウォッシュには、トリクロサンや塩化セチルピリジニウム、サッカリンナトリウム、安息香酸塩・パラベンなどの防腐剤、発がん性の危険が指摘される成分を含んでいる商品もあると報告がされています。

マウスウォッシュを使用する際には、注意事項や製品についてきちんと調べることが大切と言えます。

また、成分以外にも、使用の仕方によってもリスクが潜んでいる言われています。

1つめは、口の中を殺菌しすぎて菌を殺しすぎてしまうということです。

殺菌効果があるマウスウォッシュは、使用頻度が高すぎると病原菌が口から体内に入ることを防ぐいわゆる「良い菌」まで殺してしまい、防衛機能が低下する恐れがあるのです。

2つめは、唾液が減少する可能性があるということです。

一般的に、マウスウォッシュにはエタノールというアルコール成分が含まれています。

こちらは、非常に揮発性が高い成分であり、使用しすぎると口内の唾液を減少させてしまう可能性があるのです。

唾液量が減り、口内が乾燥すると、口臭や虫歯、歯周病といった症状を引き起こす可能性があります。

3つめは、歯磨きの頻度が減ったり、ひどいとしなくなる可能性があるということです。

マウスウォッシュは、主に口内の殺菌、口臭や虫歯、歯周病の予防に用いられるもので、歯磨きの代わりになるものではありません。

マウスウォッシュを使用するだけでは、歯にこびりついた汚れ、プラークなどを落とすことはできないのです。

マウスウォッシュが効果を発揮するのは、あくまで丁寧な歯磨きと組み合わせたときで、それだけで歯磨きの効果は得られません。

まとめ

マウスウォッシュにはさまざまな種類や効果があることを知れたと思います。

便利なマウスウォシュですがその反面、リスクもあることもわかりました。

利便性とリスクを理解しながら上手に活用していくことが大切です。

この記事を参考に今後の生活に役に立てていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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