すべてのカメラに手ぶれ補正が付いているわけではない
デジタル一眼カメラは値段的に数万円からなのですが、それでも必ず光学式手ぶれ補正が内蔵されているとは限りません。
価格的に入門しやすいAPS-Cカメラには、手ぶれ補正機能が無いものが多いです。
ではどのように手ぶれに対応するかと言いますと、レンズ側に光学手ぶれ補正機能を内蔵させる方法で対応しています。
ズームすると必ず手ぶれが起きるので、できれば光学手ぶれ補正機能がカメラボディ側かレンズ側にあったほうが綺麗な写真が撮れます。
ですので、カメラ側にもレンズ側にも手ぶれ補正機能が無い状態はやめましょう。
レンズ側に必ず手ぶれ補正があるものではない
レンズにも手ぶれ補正機能が必ず備わっているものではなく、ハイスペックの高級なレンズには手ぶれ補正機能が無いものも多くあります。
ですので、性能の良いレンズを使いたい場合はカメラ側に手ぶれ補正機能があることが望ましいです。
カメラ側に手ぶれ補正機能があれば、どんなレンズをつけても手ぶれ防止ができるからです。
カメラ側に手ぶれ補正がない場合は、かならず手ぶれ防止のレンズが必要となり選べるレンズが限定的になります。
カメラ側にもレンズ側にも手ぶれ防止機能がない場合
カメラ側にもレンズ側にも手ぶれ補正機能がない場合の対処法として、三脚を使うという方法があります。
三脚はカメラの手ぶれ防止のために、カメラを固定する機材になります。
手ぶれとは大きく写真がぶれるだけではなく被写体の輪郭が若干にじむものも含まれます。
被写体の輪郭がにじむだけで、写真はとても見づらくなりハッキリしない写真になってしまいます。
三脚を使うということは、素早く構図を変えられないというデメリットもあるので理想的なのは、やはりカメラ側に手ぶれ補正機能があることです。
手ぶれすることと選べるレンズが限定的になるので、手ぶれ補正機能の無いカメラは買ってはいけないと言えます。
三脚の選び方
カメラ側に手ぶれ補正機能が内蔵されていたとしても、三脚はとても綺麗な写真が撮れるアイテムなので有効的です。
三脚もものすごい数のメーカーから多種多様なものが発売されていて、どれを選んで良いのか分からないと思います。
最初から結論を言ってしまいますと、「この三脚を持っていれば絶対に困らない」というようなものはありません。
なぜかと言いますと人それぞれ三脚に求めているものは違いますし、背丈も人それぞれ違うので必要な大きさも違って来るからです。
購入する際のポイントとしては、①軽さ②大きさ③アルミ製かカーボン製か④脚の段数になります。
ご自分の使いやすいものを購入してみましょう。
私のカメラには手ぶれ補正機能がない
実は、私のカメラには手ぶれ補正機能がありません。
本格的なカメラ歴は、まだ1年ぐらいでコンパクトデジタルカメラなどカメラの所有自体は4台目ぐらいになります。
15年ほど前に800万画素の当時の高画素機を買ったことがあります。それには手ぶれ補正機能が内蔵されていて、その後のカメラも手ぶれ補正機能が付いていました。
すべてのレンズに手ブレ補正機構があると思い、今回手ぶれ補正機能の無いカメラを買ってしまったのですが、ほしいレンズに限って手ブレ補正機構がなかったりするので、買うレンズは限定的となってしまっています。
今となっては、現在のデジタル一眼カメラを売るわけにも行かず、できる範囲内でレンズを買ったり写真を撮ったりしています。
このように手ブレ補正機構がないカメラは、写真の出来に大きく影響を及ぼすレンズの選択が限定的で撮りたい写真も撮れない状態になります。
ですので、手ブレ補正機構がないカメラは買ってはいけません。すごく使いづらいと思うようになってきました。
価格的に入門しやすいカメラは、手ぶれ補正機能が付いていない
たまにミドルクラスの値段のカメラでも、手ぶれ補正機能がない場合もありますが入門機のデジタル一眼カメラは手ぶれ補正機能が無いものが多いです。
ですので、手ぶれ補正機能付きを買うには価格で言うと20万円以上のカメラになってきます。この値段帯は、イメージセンサーもAPS-Cではなく1段階大きいフルサイズになってきてより美しい写真が撮れます。
レンズも一般的にAPS-C用のレンズよりフルサイズ用のレンズの方が、性能が良いものが多くより美しく撮れます。
写真は、カメラ側の性能よりレンズの性能で決まることがほとんどです。
好みのレンズには手ぶれ補正機能が無いかもしれないので、カメラ側は手ぶれ補正機能付きを選びましょう。
まとめ
カメラの手ぶれ補正機能は、とても便利な機能でブレのない写真を撮るのに必須な機能です。
写真の出来映えは、カメラ側よりレンズの影響の方が大きいので、好みのレンズに手ぶれ補正機能が付いていれば問題ないのですが、ハイスペックレンズほど手ぶれ補正機能は付いていません。
だから最初からカメラ側に手ぶれ補正機能が付いたものを買いましょう。
レンズを選ぶのが限定的になると撮りたい写真がとれなくなる、と言うことと同じことになるほどレンズの影響力は大きいです。
デジタル一眼カメラは、レンズとカメラを別に購入する形になるので、とても高価になりますが是非ミドルクラスの価格帯からデジタル一眼カメラを始めてみてください。
