「給料だけでは生活が苦しい…でも、副業をやるにも時間がないしスキルもない…それならば！」
という理由でFXを始める人が多いですね。
わたしも同じ経緯でFXを始めて数年経ちましたが、改めて見るとFXの世界は商材で溢れています。
「この商材は勝てそうだな」「あの手法なら絶対勝てる！と思って手を出すと、痛い目を見るどこかあなたの大切なお金を失う危険性もあります。
そこで今回は、なせFX初心者がいきなり商材を買ってはいけないのかを、わたしの実体験と合わせて紹介します。
FX初心者がいきなり商材を買ってはいけない理由
全部で5つです。
そもそも高額
FX商材は高いです。
中には30万円くらいするものもあります。
お金がないからFXを始めるのに、そんな大金いきなり用意できませんよね。
もし余裕で払えるなら、そもそもFXの道を選んでないんじゃないでしょうか。
高額の割に内容が薄っぺらい
また「高い商材を買う＝必ず勝てる」わけではありません。
なぜなら高額の割に内容が薄く、Youtube動画やブログで事足りるレベルのものもあるからです。
もちろん、価格はピンキリだから安い商材もあるにはあるけど、格安商材の方が内容がもっと薄い…
これではFXで勝つことはできません。
内容はしっかりしている分、難しくて理解できない
逆に、作者のいままでのノウハウが詰まっているからこそ高額だと考えることもできます。
ただし、これは初心者にとっては内容が難しすぎる場合が多いです。
商材を買ってもFXで勝てない理由の3つ目は、内容がいまの自分のレベルに合っていないこと。
具体的なチャートの見方や売買手順が書かれていても、売買にいたる明確な根拠まで理解できないとFXでは勝てません。
でも、それを理解するには最低限の知識やトレードの経験値が求められます。
理解できないまま見よう見まねでトレードしても、それは他の投資家さんをコピーしただけのミラートレードと同じですね。
であれば、わざわざ高額な商材を買う必要はありませんよね。
商材を買うこと自体が目的になる
FXの世界には「聖杯を求める」という言葉があります。
商材を買う→勝てない…それならば別の商材を買う→やっぱり勝てない…→それならば…と、いつまでも勝てる商材を探し続けるさまを表現したものです。
この聖杯探しの問題は、商材を探し求めること自体がFXをやる目的になってしまうこと。
本来は「生活費やお小遣いの足しにしたい！」などの理由でFXを始めたはずなのに、高額商材を買うばかりでお金がどんどん出ていくのは本末転倒です。
勝てないFXトレーダーさんは、このパターンに陥っているケースが多いので、底なしの沼にハマらないためにも、最初から商材に頼りすぎるのはおすすめしません。
そもそも詐欺
「この自動売買は月利●●%」「この手法なら初心者でも●●万円稼げます」
SNSやYoutubeでこんな広告をよく目にしませんか？
わたしはFXのことがそれなりに分かるようになってきたので、この手の謳い文句は今では違和感しか感じません（笑）
でも、FXを始めたばかりだと特に魅力的に見えてしまい、手を出してしまう…。
その結果、高いお金を支払っても勝てないどこから、大切なお金を捨てただけになる…。
FX界隈では、初心者さんをねらった詐欺も横行しています。
被害にあわないためにも、初心者さんがいきなり商材を買うのはおすすめしません。
では、これからFXをやりたい場合はどうすればいいのか？
わたしもFXを始めたばかり頃はいろんな商材を買いましたし、詐欺られたこともありました。
その経験から言えることは、最初からお金を払って商材を買う必要はないということ。
今はブログやYoutube動画でFXの勉強ができるので、無料でも基礎知識は身につきます。
また、FXはデモトレードができるから実践経験を積むこともできるんです。
まずは基礎学習→実践をとにかく繰り返す。
これを徹底してみてくださいね。
そして、実践を通じて「なぜ勝ったのか？負けたのか？」を振り返るようにしてみましょう。
だんだん、今どんな知識が足りなくてこれから何をしないといけないのかかが明確になるはずです。
自分の強みも弱みも分からないのに、商材を買っても意味はありません。
受験に例えるなら「自分の学力が分からない…」「得意。不得意科目が分からない…」の状態で高額塾の早慶入試コースを受けるようなものです。
まったく実にならないどころか、基礎学力がなければ授業に付いていけませんよね？
この手の塾は、一定の学力があって本気で早慶を目指す人が入るべきでしょう。
FXも同じです。
商材は「いまの自分に必要だ!」が明確になったときに買えばいいんです。
まとめ
FX初心者さんがいきなり商材を買ってはいけない理由を紹介しました。
繰り返しになりますが、初めにやるべきことは基礎学習です。商材を買うことではありません。
そしてデモトレードで経験を積み、自分の強みと弱みを明確にしましょう。
それが分かった段階で、必要な商材があれば購入を検討してみてくださいね。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
コメント