突然、衝撃的な言葉で申し訳ありません。
今、日本人が一生のあいだで「がん」なる確立と「がん」によって、死亡する確率はそれぞれ男性が63%と24%で女性が48%と15%になっているのです。
その内容としては、1位は肺がん、続いて胃がん、肝臓がん、大腸がんとなっています。一方、女性では1位は大腸がん、続いて胃がん、肺がん、膵臓がんとなっています。
男性は、すでに50%を大きく超えている状況なのです。
それほど、「がん」は、身近な病気になっているのです。
え?初めて聞いた。
そんなにたくさんの人が「がん」になってしまうの?
驚きと恐怖を感じる方も多いと思います。
私も調べてみて怖くなってきました。
その「がん」にかかる可能性をさらに高めてしまう食べ物があるのです。
この記事を読んで頂くと以下の事がわかります。
・「がん」になりやすくなる食べ物がわかる
・「がん」を予防してくれる食べ物がわかる
それでは最後までよろしくお願いします。
「がん」になりやすくなる食べ物は?
まず、「がん」がどのように発生するのか?そのメカニズムについて説明します。
私たちの身体は、約60兆個もの細胞で出来ています。日々、私たちの体内では、生きている活動の中で、活性酸素など毒性のある物質によって細胞が傷つけられているのです。
私たちの体内には、元々、細胞を修復、回復する働きを持っているのですが、回復力や免疫力が低下してしまうと、がん細胞を死滅することができなくなってしまうのです。
その結果、私たちの体内の細胞に過度なダメージが継続的に加わることで、結果、細胞内の遺伝子が傷ついてしまいます。そして、その傷ついた遺伝子を含んだ細胞が、「がん」化してしまうのです。
「がん」化した細胞は、塊となって、私たちの体内で、周囲に広がっていくのです。
それでは、私たちの様々な器官に発生してしまう「がん」について、その危険性を高めてしまう食べ物について説明していきます。
・アルコールの摂りすぎは、肝臓がん、大腸がん、乳がん、肺がん、食道がんの発生確率を上げてしまいます。
・塩分の摂りすぎは、胃がんの発生要因となります。
・赤身肉などの肉類の摂りすぎは、大腸がんや乳がんの確率を高めてしまいます。
塩魚や干物などの食事に含まれる塩分の摂り過ぎが、なぜリスクが高くなるのか説明します。
魚、野菜、漬物など塩分が多い食品の成分が、胃の中の硝酸と反応することによって、生成される「ニトロソ化合物」が、私たち日本人に最も多い胃がんのリスクを上げることによるものと報告されています。
また、多量の飲酒が続き、大量のアルコールが食道を通ることによって、その粘膜が傷つけられてしまいます。その結果、食道がんの危険性が高まるとされています。
飲酒量の多い人は、お酒を飲まない人よりも約2倍以上「がん」にかかるリスクが高くなる傾向が報告されています。
大腸がんは、赤身肉などの動物性タンパク質の加熱などから生成される発がん性物質によって引き起こされると言われています。そのため、加工肉の摂取量が多いとリスクが高くなると言われています。
「がん」を予防してくれる食べ物
それでは、「がん」を予防してくれる食べ物について説明します。
まずは、野菜類となります。
野菜を摂ることによって、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がんの発生リスクを下げてくれます。その中でも、以下の野菜は効果が高いとされています。
・キャベツ
・ブロッコリー
・カリフラワー
・大根
・にんじん
・パセリ
・にんにく
・にら
・トマト
・ピーマン
続いて、果物となります。果物は、肺がん、胃がん、乳がんに対して有効です。
果物野菜の成分の中で、カロテンは肺がんに、ビタミンCは胃がんに、食物繊維は大腸がんに対して効果があるといわれています。
また、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む野菜、果物、植物性油脂のほかに機能性成分(ポリフェノール、カロテノイドなど)を含む食品を取り入れることによって、より「がん」を抑制する効果が高まります。
その理由としては、ポリフェノールやカロテノイドには抗酸化作用があるからです。このポリフェノールやカロテノイドには、体内の活性酸素を除去する働きが知られています。
また、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンの摂取量が多い人は、肺がんの発症リスクが低いと言われています。
ビタミンD、カルシウム、葉酸等の摂取が大腸がんのリスクを下げるという報告結果も出ています。
まとめ
最初にお伝えした通り、「がん」は2人に1人が生きている間に関わる病気になっています。しかし、食べ物や生活習慣によって予防できることもあります。
また、定期的な検診や早期の発見で治る可能性も高くなっています。
人生100年時代、健康に長く生きていくためにも食事にも運動にも気を使っていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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