インパクトのあるブルーにイエローのIKEAの大きな壁面看板、一度は目にしたことありますよね。
一度店内に足を踏み入れると、おしゃれで、カラフル、かわいい北欧の家具や雑貨たちが、素敵にレイアウトされていて、なんだか見ているだけでココロ躍ります。
でも、一番の魅力は、なんといってもその値段‼
コスパがよく、何度もリピートされている商品も数多く揃っていますが、今回は、そうそう何度も買いかえられない大物家具3つについて考えてみましょう。
ダイニングテーブル
店内には、キッチンや、ダイニングテーブルのレイアウトが、色々なパターンで配置され、自分の家にこんなダイニングセットがあって、毎日ランチやディナーが出来たら、なんて素敵なんだろうと、イメージすると楽しくなります。
そして、値段がびっくりするほど低価格。
ついつい、買ってしまいそうになりますが、ここで、ちょっと、考えてみましょう。
IKEAは、北欧スウェーデン発祥の世界最大の家具量販店。
なんと、スウェーデン人と日本人の平均身長の差は約9㎝もあるので、欧米人の規格で作られたIKEAの家具は、私たち日本人には少し大きいサイズの展開になっています。
IKEAのダイニングテーブルの高さは約74㎝、しかし、日本のダイニングテーブルの高さは約70㎝と4㎝も低いんです!
うん?それが?っと思ったあなた。
家具は、人間工学に基づきすべて計算され作られているので、このたったの4㎝が、毎日の生活に大きく左右してきます。
快適で心地よい空間には自然とみんな集まりますよね。
そんな、毎日、家族が集まるダイニングテーブルは、見た目のデザインや、値段だけで判断してほしくないのです。
そして、天盤の材質によっては水に弱いものもありますので、要注意。
もちろん椅子の高さも違いますので、選んだテーブルと合わせて、しっかり吟味してください。
使う人のサイズを知り、長く居続けても快適で心地よく、天盤の素材にもこだわって、ダイニングテーブルを選びましょう。
ベッド
ベッドルームのコーナーも、子供部屋用のかわいいサイズのものや、シングル、クイーン、キング色々なタイプのベッドがレイアウトされています。
マットレスのタイプもさまざまで、寝転がってその使い心地を試している人、時々みかけますね。
人生の一番長い時を過ごすベッドなので、しっかり見極めて自分にピッタリなものを選びたいですが、ただ、デザイン性や、その一時の使い心地だけでは判断できないもの。
IKEAの家具は、先ほどのダイニングテーブルと同じで、大きい作りになっていることをお忘れなく。
それでもできるだけ寝心地のいいものに出会いたいものですが、IKEAのベッドは、従来、一般的に売られているものとサイズが違い、IKEAサイズで展開されているのものが多いので、マットレスもIKEAのものを購入しなければいけないことになります。
必然的にベッドカバーやシーツもIKEAブランドを購入しなければ、ピッタリ!というわけのはいかないのです。
それに加えて、化学薬品のようなにおいで、頭痛やかゆみを訴える人も報告せれています。
そして、低価格なベッドフレームでは、パーティクルボードなどで出来いるものもあり、フレームがきしみ、耐久性がなく、壊れやすいものもあります。
それらを踏まえたうえで、安全で、そして良質な睡眠がとれ、十分休養できる1台を購入していただきたいです。
チェスト
ベッドサイドの小さいもの、背の低いもの、高いもの、存在感があるもの、子供用のかわいらしいものなどが並ぶチェストコーナーに来ると、引き出しを開けたり、閉めたり、その使い心地を確認しながら歩いたこと、あると思います。
とくに、背の低いローチェストは、視線を低くすることで狭い部屋を広く見せることができ、上に物を置くことが出来たり、自分の好きな雑貨で飾ったりと、空間を有効に使うことが出来るので、人気です。
チェストの種類も豊富で、軽量化せれているものや、重厚感のあるもの、デザイン性に富んだもの、落ち着いた雰囲気なものとさまざま。
そして、部屋の大きさやテーマに合わせ、自分のイメージに合うものを、楽しく選べる一つの要因に、価格の安さがあるのは言うまでもありませんね。
しかし、商品によっては、奥行きがなく引き出しを出すと、バランスが悪く転倒するものもあり、今までにも、子供の事故か報告されています。
現在、改良され更新されていますが、購入の際は、転倒防止のための器具を壁に取り付けて、安心して使用できるようにしてください。
どんなに素敵なものでも、まずは安全第一ですからね。
最後に。
とくに、気になる大物家具3つについて考えてきました。
家具は毎年買い替えるようなものではないので、これまでお話ししてきたことを少しでも参考にしてもらえれば、失敗をしなくて済むのではないでしょうか。
そしてもう一点、IKEA商品で懸念されること、それは大物家具に共通して言えることですが、組み立てです。
IKEAの商品は、家に持ち帰り自分で組み立てることで、低価格な商品を提供できていると思いますが、ほとんどの家具は、再度、組み立て直しのためには作られていません。
そのため、引っ越しなどの際、いったん分解してもう一度組み立てなおす、ということができないものもあるのです。
持ち帰る際にも、持ち帰れる重さなのか、ドアに入るサイズなのかもしっかり考えてくださいね。
さいごに、声を大にしてもう一度言います!
IKEAの商品は、低価格でも、素敵で便利、楽しい商品や、品質の良いものもたくさんあり、多くの人がリピートして購入し、色々なところで、おすすめされている商品が数多くあります!
「誰がその商品を使うのか」を念頭におき、これからもIKEAでのショッピングを楽しみたいものです。
世界中の人々から愛されているIKEA。
少しでも失敗を減らし、後悔しない人が増えれば、これからも先も、ずっと愛され続けること間違いなしです。
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