あなたは発泡酒が好きですか？
毎日、家に帰ってからの楽しみはお酒を飲む事という人も多いと思います。
発泡酒はビールよりも安価で購入する事が出来るのに、ほぼビールと変わらない味わいを感じる事ができるため大人気のアルコール飲料です。
最近はプリン体ゼロ、糖質ゼロと謳った健康を意識した商品が沢山出ていますが、じつは沢山の食品添加物にまみれた飲み物だということを知っているでしょうか？
今回は発泡酒に入っている怖い添加物についてお伝えします。
ビールと発泡酒の違い
今は発泡酒もビールと変わらない味わいを感じる事が出来る為、「ビールとどう違うの？」と思う方も少なくないかもしれませんね。
そもそもビールと発泡酒の違いは、麦芽比率そして副原料の内容や使用量にあります。
麦芽の使用率が50％以上であればビール、それ以下であれば発泡酒に分類されています。発泡酒の商品によっては麦芽が使われていないという事もあるようです。
ビールの場合、副原料として使用できる材料は酒税法によって限られており、米、コーン、麦、スターチ、馬鈴薯、糖類などとなっています。
それに対して発泡酒や第三のビールと呼ばれるものに関しては特に決められた規制はなく、様々な材料を組み合わせてよりビールに近い味わいを再現しています。
糖質ゼロの発泡酒には添加物がたくさん
発泡酒は、ビールの原料でありうまみのもとである麦芽の使用量が少ないため、特有の風味、味わい、うま味などを出すために沢山の食品添加物が使用されています。
その原材料を見てみると
発泡酒に入っている危険添加物
発泡酒に入っている添加物の中でも特に危険だと言われているのが以下の２つです。
カラメル色素
カラメルというと砂糖を焦がした茶色いお菓子のイメージですよね。
発泡酒には、よりビールの見た目に近づける為の色付けとしてカラメル色素が使用されています。他にコーラの色付けとしても使われていることでも有名です。
カラメル色素には４種類の製法があります。
- Ⅰ 糖類を加熱する製法
- Ⅱ 糖類に亜硫酸を加えて加熱する製法
- Ⅲ 糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱する製法
- Ⅳ 糖類に亜硫酸とアンモニウム化合物を加えて加熱する製法
このうちⅢとⅣの製法が添加物としてのカラメル色素が製造される際に利用されています。
この2つの製法で使われているアンモニウム化合物という物質がカラメル色素が危険だと言われている理由です。
アンモニウム化合物が製造過程において“4-メチルイミダゾール”という物質に化学変化を起こし、この成分に発がん性があるという研究結果があるため、危険物質と言われているのです。
麦芽の色だと思っていた発泡酒の黄金色が、まさか発がん性のある成分だったなんて…衝撃ですよね。
アセスルファムK
アセスルファムKは人工甘味料です。
酢酸を原料としており、アステルパームやサッカリンなどほかの甘味料と組み合わせることで砂糖の甘みに近づける事が出来ます。
砂糖の200倍の甘みを持っていると言われていますが、後味が残らずさっぱりとしているのが特徴です。
とても甘みが強いにも関わらずカロリーはゼロなので発泡酒などの糖質ゼロ製品に使用されています。
様々な製品に利用され安全と言われている一方で、ラットでの実験では大量摂取により死亡したという例が厚生労働省により発表されています。
さらにアセスルファムKにはプラスチックと同じ塩化メチレンという成分が含まれており、発がん性も疑われているのです。
ちなみにKはカリウムの事でアセスルファムカリウムと表示されている場合もあります。
糖質ゼロの安全な発泡酒とは
糖質ゼロの発泡酒の中にはカラメル色素やアセスルファムKを使用していないものもあります。
それがキリンのどごしZEROという商品です。
ポチップ糖質だけでなくプリン体も甘味料もゼロです。味があまり美味しくないという口コミもちらほらあるのが気になりますが、とても安心して飲める発泡酒なのでおすすめです！
まとめ
発泡酒は安価でビールと似た味わいを感じる事ができますが、ビールの原材料である麦芽の割合が少ないため、沢山の添加物が入れられています。
主に糖質ゼロの発泡酒に入っているアセスルファムKとカラメル色素は発がん性などの懸念があるため注意が必要です。
糖質ゼロの発泡酒のなかでもアセスルファムKやカラメル色素の入っていないものもあるのでそういった商品を利用していくといいですね。
とはいえ、どちらの物質も大量に摂取しなければ問題ないといわれているので、あまり過敏にならずになんとなく気にかけているだけでも良いのではないかと思います。
コメント