安易に買ってはいけない!犬のおやつ選び3つのポイント

「大切な家族である愛犬に美味しいおやつを食べてもらいたい」

「大好物のおやつをもらって、大喜びする愛犬の笑顔が見たい」

多くの飼い主さんが持っているこんな気持ち、痛いほど良く分かります。

ですが、犬のおやつにはメリットもデメリットもありますので、喜ぶからと言ってやみくもにおやつを与える訳にはいきません。

そこで今回は、おやつを与えるにあたってのポイントについてまとめてみました。

そもそも、犬におやつをあげるメリットって?

毎日の食事でバランスよく栄養を摂れていれば、おやつは絶対に必要な訳ではありません。

ですが、おやつを取り入れることで得られるメリットは多く、与えるかどうかはもちろんそれぞれの判断にはなりますが、個人的には与えることによって愛犬との生活がより豊かになったと感じています。

 

愛犬とのコミュニケーションに役立つ

おやつを活用することで、愛犬とより円滑なコミュニケーションを取りやすくなります。

例えば、トレーニングのご褒美として褒めながらおやつを与えることで、ワンちゃんのモチベーションがアップし、覚えるスピードも早くなる傾向があります。

犬の好物であればあるほど学習効果もあがりますので、しつけの難易度に応じて、おやつのグレードもいくつか用意しておくのも良いアイディアでしょう。

褒めながらご褒美を繰り返しあげることで、愛犬が喜ぶ頻度も増え、信頼関係も深まります。

 

ストレス解消に役立つ

一見軽そうなストレスでも、放置して蓄積されると徐々に問題行動が増えてきたり、健康に悪影響が出てきたりすることもありますので、そうなる前にストレスを上手く発散させてあげましょう。

ストレス発散の方法として、毎日の散歩や遊び、良質な睡眠などが良く挙げられますが、噛むおやつを与えることもその一つです。

本能的に、犬は何かをガジガジと噛むことが好きです。噛むことで溜まったストレスを発散したり、長く噛めるおやつを与えることで、お留守番で感じるストレスを軽減することが期待できます。

その犬の個性や、使いたい状況に合わせた適切なおやつを与えることで、ワンちゃんの満足度をアップさせてストレス発散させてあげましょう。

 

デンタルケアに役立つ

犬は人間よりも歯周病になりやすいと言われています。

定期的な歯みがき習慣が一番大切なのはもちろんですが、おやつを使った手軽なデンタルケアもプラスアルファで取り入れて、厄介な歯周病を予防しましょう。

馬や鹿のアキレス腱や牛皮を使った硬めのおやつや、歯磨き専用のデンタルガムなど、愛犬に合った商品を選びましよう。

 

犬のおやつ選びで気をつけたい3つのポイント

食の安全について気にされる飼い主さんが増えています。保存料や酸化防止剤などの添加物が使われているかどうかや、産地がどこかを意識することはもちろん大切ですが、その他にも知っておきたいポイントがあります。

 

歯が欠ける心配がないか

硬めのおやつを噛むことはワンちゃんのストレス解消に繋がりますが、同時に歯が欠けたり折れたりするリスクも生まれます。

犬の歯は人間に比べて折れやすいと言われており、その犬に合った適切な硬さのおやつを与えることが大切です。犬によって噛む力やスピードが異なりますし、年齢によっても歯への影響の度合いは変わってきます。

また、硬いおやつが大好きで執着しがちなワンちゃんには、長時間噛み続け過ぎないように特に注意が必要です。

愛犬の日頃の様子や性格・年齢などを考慮して、適切な硬さのおやつを選びましょう。

 

丸呑みのリスクはないか

犬は、食事やおやつを噛まずに飲み込むのが普通です。また、犬の歯も構造的に食べ物を噛んですりつぶすことには向いていません。

ですので、愛犬が飲み込めないサイズのおやつを与える場合は、丸呑みして喉に詰まって窒息等を引き起こすリスクがありますので、注意が必要です。

体のサイズにあったおやつを選び、大きすぎる場合は細かくカットして与えてあげて下さい。

心配な場合は、おやつを与えっぱなしにせず、飼い主さんの目の届く範囲で食べさせて、丸呑み事故を防止しましょう。

 

カロリーオーバーで太らないか

愛犬が喜ぶ姿を見ると、つい何度もおやつをあげたくなってしまいますよね。でも可愛いからと与えすぎると、間違いなく愛犬を太らせてしまいます。

おやつは小さくちぎって、ごく少量ずつ与えてあげてください。『量より回数』を意識することが重要です。一度にたくさんの量のおやつを与えるより、何度もおやつが与える方が、犬にとっての満足度アップに繋がります。

犬を喜ばせつつも太らせないように、おやつのサイズは出来るだけ小さくし、なるべくローカロリーのものを選ぶと良いでしょう。1日にあげる量をあらかじめ決めておくのも効果的です。

また、犬からねだられるままにおやつを与えてしまっていては、高確率で肥満に繋がるだけでなく、好き嫌いやわがままを助長させてしまう危険性があり、しつけ的な観点からも良くありません。

犬を褒める時だけあげる、お留守番の時にあげるなどのルールを決めて、それ以外はねだられても与えないようにしましょう。

 

まとめ

犬のおやつ選びについてのポイントについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

大切な愛犬が毎日健康で幸せに過ごしてくれることが、私たち飼い主の幸せでもあります

そのためにも適切なおやつの与え方について知識を得て、毎日の生活に取り入れていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました