買ってはいけない運動器具3選と無料運動法5選、習慣化の方法も紹介

痩せたいけど痩せられない。

運動を始めても、いつも3日坊主に。

「買ってしまえば、やるしかない!」と思って……。

勢いで購入したものの、すぐに使わなくなり……。

あなたも、そんな経験はありませんか。

私は結構あります。

私は運動が苦手で続かず、ずっと悩んでいました。

つい物にすがっては宝の持ち腐れとなり、タプタプのぜい肉は減らぬまま……。

しかし、こんな私でもある方法でお金をかけずに、運動を習慣化することができました。

この記事を読むと、ムダな運動器具を買わずに済みます。

そして、運動を習慣化する方法が分かります。

結論、買ってはいけない運動器具を知り、今日から理想の運動習慣を手に入れましょう。

買ってはいけない運動器具3選とは

運動が続かない人が買ってはいけない運動器具とは、次の3つです。

  1. トランポリン
  2. 懸垂バー(ぶら下がり棒)
  3. バランスボール

この3つは運動器具の中でも、1万円以下で購入できます。

そのため、気軽に購入したものの使わなくなるケースが多い代表格。

ちまたにはランニングマシンなどの高価なものも。

しかし、高価なものは、すぐには手が出しづらいですね。

そのため、1万円以下の運動器具と比べると、失敗の数も少なくなるのではないでしょうか。

1万円なら頑張れば買えるかも。

1万円、、、されど1万円。

たとえ1万円でも、使わなければお金をどぶに捨てたようなもの。

あなたには、私が経験したような失敗や挫折を味わってほしくないです。

次章では、理由についてご説明させていただきまます。

買ってはいけない理由

トランポリンを買ってはいけない理由

怪我の可能性

トランポリンは、着地時に膝や足首を痛める可能性があります。

私も膝を痛めたうちの一人です。

更に、正しいフォームでジャンプしないと、体をひねってしまうことも。

これまで運動習慣がなかった方は、特に注意が必要です。

運動不足解消のはずが、骨折や捻挫になることも。

健康維持やダイエットのために運動を始めても、怪我をしては本末転倒です。

振動やバネの音による苦情

ジャンプ時の床のきしみ音トランポリンのバネの音は、予想以上に大きいことがあります。

近隣住民や家族に迷惑をかけることも。

集合住宅に住んでいる場合、下の階の住人からクレームが来る可能性もあるでしょう。

私は木造2階建ての家に住んでおり、当初トランポリンを2階で使用していました。

しかし、家族から床がきしむ音が気になると指摘され、1階に移動。

1階では床のきしみ音は、大幅に減少。

しかし、トランポリン自体のバネの音は解消できず。

結局、バネの音に対する家族の苦情と膝の痛みもあり、トランポリンの使用を中止せざるを得ませんでした。

懸垂バーを買ってはいけない理由

難易度が高い

これまで運動習慣がなかったあなたには、難易度がやや高いかもしれません。

情けないお話ですが、私は腕立て伏せができません。

悲しいことに、腕の筋肉で太った胴体を支えられないからです。

そんな私は、懸垂バーで体を引き上げて顔をバーの高さまで持っていくことなど、ただの1度も出来ず。

ターミネーターに登場する筋肉質の女性(マッケンジー・デイヴィス)に、憧れた私が愚かでした。

懸垂バーは、一般的にも上半身の筋力不足で効果的に使用できないことが多いです。

そのため、私のように効果を実感できずモチベーションが下がりやすく、放置されがちです。

意外とスペースをとる

懸垂バーはスペースをとるため、設置場所に悩む方が多いです。

いわゆる一般住宅では、邪魔になってしまうことも。

結局使わなくなった我が家では、洗濯物干し竿として活用しています。

大分、割高な物干し竿となってしまいました。

バランスボールを買ってはいけない理由

意外と効果的な使用が難しい

バランスボールは、正しい姿勢やバランスを保つのが大変です。

そのため、効果的に使うことが意外に難しいです。

期待していたほどの運動効果が、得られないことも。

同じようなエクササイズを繰り返すことで、飽きやすくもあります。

そのため、続けるモチベーションも下がりぎみに。

メンテナンスや収納場所の問題

バランスボールは、空気の調整が面倒です。

サイズも大きいため、収納にも困ります。

めんどくさがりの私は、空気を調整するのを後回しに。

そして、次第に使わなくなりました。

収納場所がない我が家では、結局しまえず。

今では部屋の一角を占領する、インテリアになってしまいました。

お金をかけずにできる身近な運動5選

ストレッチ、ヨガ、リンパマッサージ

ストレッチ、ヨガ、リンパマッサージは、運動初心者でも気軽に始められる優しい運動です。

これらは、特別な道具や場所を必要とせず、自宅でも手軽に実践可能。

テレビを見ながらでもできるため、日常生活に取り入れやすい点も高評価。

特にお風呂上りは、体がほぐれやすく効果絶大。

お風呂上りには、簡単なストレッチヨガがおすすめです。

血流も良くなり、いつもより良い眠りにつけます。

また、私はお風呂でリンパマッサージを行うことで、疲れが格段に取れることを実感しました。

そして、お風呂でリンパマッサージをした翌日は、いつもより格段に仕事がはかどります。

続けることで徐々に体が軽くなり、日々の生活にも良い変化が訪れるはずです。

ウォーキング

朝ウォーキング

始めるなら、特に女性は朝がおすすめ。

紫外線の少ない朝は、日焼けを最小限に抑えつつも、適度な紫外線を浴びることができます。

紫外線で生成されるビタミンDは、必須栄養素。

また、朝日でメラトニンの分泌が促進され、夜に深い睡眠に入りやすくなることも。

メラトニンには肥満を抑える働きもあり、これもまた嬉しいポイントですね。

昔から「早起きは一文の得」と言います。

しかし、様々な健康メリットを享受できるだけでなく、清々しい朝焼けまで見れることも。

これは一文どころの得ではありませんね。

一駅歩く

いつもより一駅手前で降りて、歩いてみましょう。

やってみると意外と歩けるもの。

今まで知らなかったお店や景色を見つけることができます。

新しい発見、出会いはストレス解消に。

新たに運動器具を買うより、簡単に始められ充実感も得られます。

階段を使う

駅や街中であえて階段を使う

いつもはエレベーターやエスカレーターを使うところを、階段に変えてみましょう。

駅の構内や身近なお店には、階段が至るところに。

階段こそ最強のジムです!

普段あまり使わない太ももの筋肉痛になり、心拍数も上昇

階段を使うことは立派な運動です。

続けていくうちに、だんだん息も上がらなくなり。

体力がついてきたことを実感。

成果を実感することで、自己肯定感が大きく向上します。

階段の多い神社に散歩に行く

地域によっては移動手段は車がメインで、あまり電車を利用しない方もいらっしゃるでしょう。

また、高い建物が近所にない場合も。

そんな時は、階段の多い神社を探してみましょう。

神社の階段は、ハードトレーニングに。

週に1度、階段の多い神社に登ることは、立派な運動習慣です。

その上、登り終えた後の爽快感は格別です。

普段電車を利用せず、近隣に高い建物がない場合には、「神社階段トレーニング」を、ぜひ取り入れてみましょう。

その場でジャンプ

その場でジャンプをするだけの、簡単な運動です。

しかし、この運動を甘く見てはいけません。

ジャンプのメリットは、カロリー消費脂肪燃焼、そして筋力強化です。

私にとってジャンプの威力は、過去最高でした。

短時間で心拍数を上げられ、全身運動にもなります。

ジャンプすることで体中の細胞が揺さぶられ、想像以上の運動効果を実感しました。

私はこれが、1番痩せました。

ジャンプが少し負担に感じられる方は、まずは「半ジャンプ」から始めてみましょう。

これは、ジャンプするように体を上下にリズミカルに揺する際につま先は床に付けたままでかかとだけを浮かせます。

完全につま先が床から離れないためジャンプとは言えませんが、膝や足首への負担が軽減できます。

軽い動きから始めて少しずつ体を慣らしていけば、きっと楽しく続けられますよ。

女性に向けた注意点

ジャンプをする際に、女性の胸のクーパー靭帯(くーぱーじんたい)には注意が必要です。

クーパー靭帯は、女性の乳房に存在する結合組織で、乳房を支える重要な役割を果たしています。

クーパー靭帯は、ゴムのように伸び縮みするものではありません。

そのため、一度伸びると胸の支えが弱くなり、結果的に胸が垂れてしまいます。

せっかく運動で健康的に痩せられても、胸が垂れてしまっては喜びも半減に。

女性がジャンプ運動をする際は、しっかりと胸を固定できるスポーツブラの着用をおすすめします。

筋トレ

運動器具を買わなくても、自宅にあるものを利用して簡単にできる筋トレはたくさんあります。

ペットボトルに水を入れれば、ダンベルの代わりに。

タオルの両端を持ち引っ張り合うことで、上半身の筋力強化に。

椅子を利用してのスクワットや、壁に手をついて行う腕立て伏せは、初心者におすすめ。

椅子や壁を使うことで、体への負荷を軽減しながら鍛えることができます。

その他、腹筋運動背筋運動おしりの筋肉を鍛えるヒップリフトなど。

このように、身一つでも簡単にできる筋トレもたくさんあります。

あなたに無理なくできそうな筋トレを、探してみましょう。

私が運動を習慣化できた3つのコツ

私が運動を習慣化できた3つのコツは、次の通りです。

  1. テレビを見ながらHIITを行う。
  2. YouTubeの運動動画を見ながら筋トレする。
  3. 疲れている日は無理に運動しない。

HIITとは

HIIT(高強度インターバルトレーニング)とは、立命館大学の田畑教授が提唱したトレーニング法です。

20秒の全力運動10秒の休息8セット行うことで、短時間で脂肪燃焼持久力向上が期待できます。

HIITは科学的にも、持久力の向上心血管疾患の予防が証明されています。

効率的な運動として、世界中で注目を集めています。

テレビを見ながらHIITを行う

この方法では、タバタタイマーのアプリを起動しながらテレビを見て運動します。

Tabata Timer - タバタタイマー - Google Play のアプリ
Tabata Timer for HIIT - 田畑スポ タバタタイマー : 簡単に使えるタイマーアプリ
  1. タバタタイマーを起動します。
  2. テレビを見ながら運動を始めます。

ポイントは「スマホを運動中に、自分の近くの視界に入る場所に置くこと」です。

これによって運動中も通知音が聞こえやすく視覚的にも分かりやすくHIITがスムーズに行えます。

運動の強度は、その時の疲れ具合に応じて決めます。

体力に余裕があるときは、ハードな運動を。

疲れているときは、軽めの運動を。

好きなテレビ番組を見ながら運動するので、気づいたら終わっていることも。

運動している感覚があまりないため、日常のルーティンに組み込むと、意外と簡単に習慣化。

今では週に2、3回、HIIT45分と筋トレ15分の合計60分の運動ができるように。

昔の私では考えられないことです。

大変だと感じずに続けられるのが、良い点だと思います。

タバタタイマーは、20秒、10秒毎に鐘のアラーム音が鳴ります。

赤と緑の分かりやすい色と、大きな数字がカウントダウンする表示となっています。

タバタタイマーのアプリは、デジタル音痴の私でもとても見やすく使いやすいです。

アプリ内のカレンダーにスタンプが捺せるのも嬉しい機能。

スタンプで埋まったカレンダーを見ると、モチベーションが上がります。

YouTubeの運動動画を見ながら筋トレする

おすすめ運動系YouTuberは、下記のお2人です。

なかやま きんに君「ザ・きんにくTV」

皆さまご存じ元吉本興業のお笑い芸人、今はフリーで活躍中。

“なかやま きんに君”です。

タレント、ボディービルダーとしても話題沸騰。

チャンネル登録者数250万人越えの、人気YouTuberです。

初心者向けの他、フィットネスや健康に関連した動画も数多く発信中。

お手本の動きが大きく見え動かし方のコツも丁寧に説明してくれるので、とても分かりやすいです。

のがちゃんねる/nogachannel

一般女性のノガさんが、体重56㎏から46㎏のダイエットに成功した過程を発信しています。

一般人としては驚異的な、チャンネル登録者数が150万人に迫る人気YouTuber。

ノガさんのチャンネルでは、パーソナルトレーナーに指導してもらっているような感覚で、楽しく運動ができます。

短時間で効果が出る筋トレや、ストレッチ「♯のがトレ」を紹介中。

プライベートでは、一人娘の子育てに奮闘する素敵なママです。

YouTubeのメリット

このお2人のYouTuberに共通する素晴らしい点は、動画中の言葉かけとても良いことです。

今が一番辛いときに、的確な言葉をかけてくれます。

「あと、もう少し!」

「ここは、今日の一番の山場です。」

「ここで息を止めないで!」といった具合に。

キツいトレーニングを経験してきたお2人だからこそ言える、励ましの言葉的確なアドバイス。

私はくじけそうなときに、彼らの言葉に何度も助けられました。

そのおかげで、「また頑張ろう」「できなくても続けてみよう」と、前向きに取り組むことができました。

また、初心者向けの動画が豊富なことも、飽きずに続けられた秘訣です。

疲れている日は無理に運動しない

「疲れている日は無理に運動しない。」

これが私のモットーです。

ゆるいと思われるかもしれませんが、これが運動を続けられる理由だと思っています。

ハードな運動を無理に行うと、その後しばらく運動ができなくなってしまうからです。

だからこそ、私は疲れている時は無理をせず、週に2、3日の運動を続けることが自分に合っていると感じています。

あなたも、自分に合った運動を自分のペースで試してみてはいかがでしょうか。

運動が苦手でズボラな私でも習慣化できたのですから、あなたならきっとできるはずです。

まとめ

今回ご紹介させてもらった運動器具3選は、すべて1万円以内で購入できます。

しかし、たとえ1万円でも使わなければ無駄なだけ。

我が家では、トランポリンは膝を痛めて長く続けられず、今や物置に。

懸垂バーは筋力不足で挫折し、物干し竿に。

バランスボールは空気の調整が面倒で、そのままに。

ただのお金の無駄遣いでした。

この記事を読んでくれたあなたには、私のような失敗を味わってほしくないです。

運動器具を買わなくても、ましてや高額なフィットネスジムに通わなくても、やり方はあなた次第。

日常生活は、工夫次第でフォットネスジムのように。

一人では続かないのは、多くの人に共通する悩みではないでしょうか。

しかし、あなたは一人ではありません。

YouTubeでは、あなたにぴったりの運動系チャンネルがきっと見つかりますよ。

YouTubeのパーソナルトレーナーと一緒に少しずつ続けることで、数カ月後には運動が習慣に。

より健康的で活力に満ちたあなたに出会えるはずです。

今の自分を変えたいあなたを、心から応援しています。

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