副業や在宅ワーク、ゲームなどのeスポーツ用にPCの購入を検討する人が増えていますね。
持ち運びができるノートPCも便利ですが、動画編集や本格的な作業をするためにデスクトップPCが必要という方も多いでしょう。
周辺機器を揃える上で、必要不可欠なのが文字を入力するためのキーボードです。
Amazonや家電量販店でもさまざまな種類やメーカーの製品があって、「どれを選んでいいのかわからない・・・」という方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、失敗しないキーボード選びのために、買ってはいけないキーボードの特徴と選び方をご紹介いたします!
有線と無線どっちがいい?選ぶ際のポイント
キーボードの接続方法には、有線と無線の2種類があります。
それぞれにメリットとデメリットがあり、何を重視するかによって買ってはいけないキーボードも異なるため、有線・無線それぞれの特徴をご紹介いたします!
有線キーボードのメリット
- 反応の遅延がない
- 電池切れ・電波干渉の心配がない
有線キーボードの最大のメリットは、動作の安定性にあります。デスクトップPCでゲームをしたい方など、キーボードの反応速度を重視される方は有線キーボードを選ぶと良いでしょう。
有線キーボードのデメリット
- ケーブルが邪魔になる
- USBの差し込み口を常に1つ使うことになる
デスクトップPCの場合、マウスやWebカメラ、ヘッドセット等のキーボード以外にも接続しなくてはいけない周辺機器があります。
そのため、ケーブルが増えすぎてPC周辺が散らかってしまったり、USBの差し込み口が足りなくなってしまう可能性を考えると、有線キーボードだと煩わしいという方もいるのではないでしょうか。
無線キーボードのメリット
- ケーブルがないため、コードが散らからずUSBの差し込み口を圧迫しない
- デザインがスタイリッシュ
無線キーボードのメリットは、なんと言ってもコードが不要なことでしょう。
仕事でデスクトップPCを使う方や、タブレット等の携帯端末にも接続して使いたい方は無線キーボードを選ぶのがおすすめです。
無線キーボードのデメリット
- 反応の遅延や接続不良の可能性がある
- こまめな充電が必要
コンパクトで便利な無線キーボードですが、動作面での安定性に関してはどうしても有線キーボードに負けてしまうというデメリットがあります。
有線キーボード・無線キーボードそれぞれのメリット・デメリットをご紹介いたしました。
以上のメリット・デメリットを踏まえると、ゲームをする方などタイピングの反応速度を求める方には有線キーボード、見た目のスタイリッシュさを求める方やPC以外でも使う可能性がある方には無線キーボードがおすすめです!
メンブレン?パンタグラフ?キーボードの種類について
キーボードの種類には、有線・無線以外にもいくつかの種類があります。
キーボードの種類によってキーの押し心地や使い勝手、価格帯も異なるので、自分に合った使い心地のキーボードを探すのにぜひお役立てください!
キーボードの種類その①:メンブレン式キーボード
最初にご紹介するキーボードは、キーボードの基盤全体が1つのシートになっているタイプのキーボード・メンブレン式キーボードです。
家庭用やビジネス用のデスクトップPCで広く採用されているポピュラーなキーボードで、キーごとに基盤が独立しているメカニカルキーボードと比べて安価と言われています。
大量生産されていて価格的にも手に入りやすい分、しっかり押さないとキーが反応しづらかったり、キーの反応部分に使用されているゴムが劣化しやすいというデメリットもあります。
また、一部だけの修理や交換が難しいため、1つのキーボードを長く使いたい方にはおすすめできません。
とりあえず仕事でデスクトップPC用のキーボードが必要な方や、まだどのようなタイプのキーボードが自分に合っているかわからないという方は、メンブレン式キーボードを購入するのはいかがでしょうか?
キーボードの種類その②:パンタグラフ式キーボード
パンタグラフ式キーボードは、基盤が1つのシートになっている点はメンブレン式キーボードと同じですが、キーの反応部分にパンタグラフと呼ばれるひし形のスプリングがある構造になっています。
そのため、メンブレン式キーボードに比べて軽いタッチでタイピングがしやすく、キーの中央を強く押し込まなくてもタイピングが可能です。
主にノートPCに採用されていて薄型のものが多いですが、デスクトップPC向けのパンタグラフ式キーボードもあります。
キーボードの種類その③:メカニカルキーボード
メカニカルキーボードとは、キーの1つ1つがそれぞれ独立した構造をしているキーボードのことです。
メンブレン式やパンタグラフ式と比較すると10,000円~数万円と高い価格帯にはなりますが、1つのキーが破損しても修理や交換が可能なため、一度購入すると長く使い続けることができます。
主にゲーミングキーボードに採用されており、デザイン性に富んだキーボードが多いです。
「赤軸」「青軸」などのキースイッチの色によって打鍵感が変わるので、押し心地にこだわりのある方や打鍵音が静かなキーボードを探している方はメカニカルキーボードがおすすめです。
デメリットとしては、やはり価格が高くなってしまうことでしょう。コストを抑えたい方にはおすすめできないキーボードと言えます。
買ってはいけないキーボードとその理由
以上のキーボードの種類によるメリットやデメリットを踏まえて、用途によって買ってはいけないキーボードは変わってくることがわかります。
価格を抑えたい方が買ってはいけないキーボード
- メカニカル式キーボード
価格を抑えたい方は、平均価格が高いメカニカル式キーボードよりもメンブレン式やパンタグラフ式キーボードがおすすめです!
ゲームをしたい方が買ってはいけないキーボード
- メンブレン式キーボード
- パンタグラフ式キーボード
- 無線キーボード
本格的にゲームをしたい方は、耐久性に優れて打鍵感にもこだわれるメカニカルキーボードで、反応速度の早い有線キーボードが良いでしょう。
まとめ
本記事では、キーボードの種類やその特徴から、用途に応じたおすすめのキーボード・買ってはいけないキーボードをご紹介いたしました。
目的に合わないキーボードの種類を避けることで、より自分に合ったキーボードが探しやすくなると思います。
本記事があなたのPCライフをより素敵なものにしますように!
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