買ってはいけない中古軽自動車　どんな車？

車を購入する際、新車や中古車、普通車や軽自動車など選択肢は様々です。
ライフスタイルや金銭面を考慮しながら、どのような車を選ぶのか検討することが大切ですね。

現在では中古車の市場は拡大しており、その分質のいい中古車というのも増えてきています。
そして「一家に一台」から「一人一台」車を所有する時代にもなりました。
加えて、生活圏内のちょっとした移動や買い物にも車を用いる人が多いのも現状です。
そのような人には使い勝手のいい軽自動車が好まれています。

今回は軽自動車の購入を検討、中古車も視野に入れているあなたに少しでも参考になれればと、
選んではいけない、つまり買ってはいけない中古軽自動車にフォーカスをあてて、
紹介していきます。

安い車は避けるべし！
買ってはいけない中古軽自動車　まとめ

安い車は避けるべし！

端的に言うと、買ってはいけない中古軽自動車とは値段が安い車です。
「いやいや、中古だから安く買えないと…」と思いますよね？
中古車を探していると同メーカー同車種の車でも「130万円」のものがあれば「30万円」のものもあります。
つまり同じメーカーの同じ車種の中古車でも価格帯が幅広いのです。
それはなぜでしょうか？
一般的に価格の設定として、大きく「その車種の人気度」や「どれぐらい古いか」「外装・内装の状態」で決まります。

値段が安い理由①　製造年が古い

値段が安い一つ目の理由として、製造年が古いということが挙げられます。
車に限らず、家電を購入した際にも、説明書に「2012年製」「2021年製」といったように
作られた年が記載されています。
賃貸物件でも「築10年」といった表記がありますね。
イメージとして、作られて時間が経過したもの=古いというのがあります。
1年前や2年前に製造されたものであれば、まだ新しいと考えますが、
10年、20年以上前になると「うーん、大丈夫かな？」ってなりますよね。
また、性能自体も日に日に進化を遂げています。
車の場合、燃費が良くなったり、機能が充実したりといった点が挙げられます。
そういったことを考慮すると、経過年数が低い方が望ましいと言えます。

値段が安い理由②　走行距離が長い

軽自動車は普通車に比べてサイズが小さく、エンジンの耐久性も低いです。
これは、普通車とは異なり少人数が乗る、移動距離が短いという想定で軽自動車が設計されているからです。
そのため、軽自動車の寿命は製造から約12年、走行距離が約12万㎞といわれています。
例えばこちらの画像の場合、走行距離は22万㎞となっています。こちらの車が売っていたとしましょう。
軽自動車の寿命として、約12万㎞です。
車の寿命はあくまで目安なので、場合によっては12万㎞を超えても走ることは可能です。
しかし、いつ故障してもおかしくない状態なので、購入を検討するのは避けるべきだと考えられます。
せっかく車を購入するのであれば、出来るだけ長く乗ることが出来るものを選びたいですよね？
そのためには走行距離が出来る限り短いものを選ぶといいでしょう。

値段が安い理由③　外装・内装に難あり

画像で見たときはきれいに見えても、
実は見る角度を変えてみたら傷やへこみがある場合があります。
また車内を見るととシートが色あせていたり、嫌なにおいがしたりと
実際に目で確認しないと分からないこともあります。
「傷やヘコミは気にならないよ！」という方もいますが、
もしこういった点が気になる場合は、実際に自分の目で車を確かめてみる必要があります。

私の体験談　営業担当がオススメしなかった中古車とは？

私自身も過去に中古車を購入した経験があります。
私の場合は懇意にしている某メーカーのディーラーで探しました。
ある車が色や車種が自分好みで、値段も予想よりも安く設定されていました。
他の車に比べても安かったため、「この車にしたい！」と言ったところ、
担当の営業さんが「この車はちょっと…」と難色を示します。
見るとその車の詳細のところに「ニオイ有」の文字が…。
その車が近くの店舗になかったため、実際にその車を見ることはなかったのですが、
担当さん曰く、「車内のたばこのニオイがキツイです…」とのこと。
シート自体にもニオイが染み付きやすいため、ニオイをとるのは難しいということです。
そのため値段も低く設定されているとのことでした。