今回は、ランドセルの選び方を解説します。
- そろそろランドセルの購入を考えてる
- 種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない
- 1つのランドセルを6年間使って欲しい
本記事は上記の方に向けた記事となっています。
6年間使うものだからこそ慎重に選びたいランドセル。
決して安い買い物ではないので、見た目だけでなく実用性を考えて選ばなければなりません。
そこで今回は、ランドセル選びのポイントとおすすめブランドをご紹介します。
ランドセル選びを妥協したくないという方は、ぜひ最後までご覧ください。
進化しているランドセル事情
年々増える小学生の持ち物。
それに合わせて各ブランドメーカーでは、ニーズに合ったランドセルが次々に発売されています。
ひと昔前のランドセルでは考えられなかったような、素晴らしい機能が付いたランドセルに驚く方も多いのではないでしょうか。
近年もっとも大きな課題として挙げられている「教材重すぎ問題」。
荷物が重すぎることで、子どもの身体に大きな負担をかけるとして、置き勉を導入している学校が増えてきています。
そんな中、ランドセルの各ブランドは、子どもの身体に負担をかけまいと軽さにこだわったランドセルの開発に力を入れているのです。
重さだけでなく、機能性や安全性を考慮された数多くのランドセル。
日々進化しているからこそ、子どもに合ったランドセル選びが大切だと言えるでしょう。
ランドセル選びのポイント
ここからは、ランドセル選びのポイントを解説します。
「ランドセルは種類が豊富すぎて何を基準に選べばいいか分からない」と困っている方が多いでしょう。
そんな方のために、必ず確認すべき項目をお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。
ランドセルを選ぶ際に注意したいポイントは下記7つ。
・機能性
・価格
・素材
・背負いやすさ
・デザイン
・保証
6年間の学校生活を快適に過ごせられるよう、子どもに合ったランドセルを選びましょう!
重さ
脱ゆとり教育の影響で教科書が増えている昨今。
セイバンの調査によると、小学生の荷物は平均して3600gにもなるという結果でした。
この3600gというのは、カバン自体の重さは入っていません。
つまり、ランドセルの重さも含めると、5kg(5000g)近くの重さに。
小さい体で毎日5kgも背負っていたら、体に支障をきたしてしまいそうで心配ですよね。
実際、小学生の約9割が「荷物が重い」と感じているようです。
このように、いざ中身を入れると思っていたよりも重くなってしまうのがランドセル。
そのため、ランドセルを購入する際は、見た目だけでなく重さを考慮して選ぶようにしましょう。
ランドセルの重さは、素材によって異なりますが平均で1,000g~1,300gと言われています。
6年間毎日のように背負うものなので、体への負担を一番に考えて選択しましょう。
機能性
近年、画期的な機能のついたランドセルが誕生しているのをご存じですか?
荷物の量に合わせて調整できる収納や反射付きランドセルなど、子どものことを考えた機能が毎年追加されています。
ブランド独自の機能がついているランドセルもあるので、見た目だけでなく機能性にも目を向けるようにしましょう。
記事の最後におすすめブランド3選をご紹介しているので、子どもに合ったブランドはどれかをチェックしてみてください。
価格
ランドセルを選ぶ上で、価格も大切なポイントです。
価格は素材によって大きく異なりますが、5万円~7万円が相場と言われています。
素材だけでなく、コラボ商品や限定ものの場合も金額が上がる傾向にあるでしょう。
ここで注意したいのが、金額が高いからといって、必ずしもいいとは限らないこと。
前述したように、ランドセルは毎日背負うものなので、重さや機能性を考慮しなくてはなりません。
金額にとらわれすぎず、子どもの体にフィットするランドセルを選ぶことが大切です。
素材
素材選びは、ランドセルの重さや耐久性にも比例するため、慎重に選びましょう。
ランドセルの素材は大きく、人工皮革・牛革・コードバンの3つに分けることができます。
それぞれどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
人工皮革のランドセルはアンジュエールやクラリーノⓇなどの素材があります。
近年もっとも人気の素材で、軽く水に強いことが特徴。
デザインも豊富に揃っているため、自分好みのランドセルを見つけやすいというメリットがあり
ます。【牛革】
使えば使うほど味がでてくる牛革。
人工皮革に次いで人気が高いランドセル素材です。
人工皮革に比べ金額は高いですが、耐久性が高く丈夫なことが特徴。
【コードバン】
コードバンは馬の臀部から採取できる大変希少な皮。
一番高級感があり、牛革の3倍~5倍の耐久性があると言われています。
また、コードバン特有の美しい光沢感が特徴。
人工皮革 | 牛革 | コードバン | |
素材 | ナイロン・ポリエステルなど | 牛の皮 | 馬の臀部(希少部位) |
価格 | ◎ | 〇 | △ |
重さ | ◎ | 〇 | △ |
耐久性 | ○ | ◎ | ★ |
種類の多さ | ◎ | 〇 | △ |
光沢感 | ○ | 〇 | ◎ |
背負いやすさ
6年間背負うものなので、背負った時の快適さは重要なポイントです。
背中とランドセルの間に隙間ができていないか、肩にベルトがしっかりフィットしているかなど、実際に背負って確認しましょう。
また、ブランドによって背負った時の印象は大きく違うので、いくつか試してみることをおすすめします。
デザイン
デザインや色も、ランドセルを選ぶ上で重要なポイントになってきます。
最近は、子どもが喜びそうなデザインのランドセルが、たくさん販売されていますよね。
キャラクターもの、派手なカラーのもの、キラキラ光っているものなど様々です。
しかし、ここで注意していただきたいのが、本当に6年間使えるものであるかどうか。
小さい子どもにとっては釘付けになるデザインでも、高学年になった頃には、シンプルなランドセルが良かったと後悔する子も少なくありません。
今流行っているキャラクターが数年後にも流行っているとは限りませんよね。
そのため、6年間毎日使うことを考えて、途中で飽きてしまうことのないデザインを選びましょう。
カラーに関しては、多様化が進んでおり、派手なカラーのランドセルが原因で悪目立ちするということはなくなりました。
ひと昔前はそもそも、カラーバリエーションもそこまでありませんでしたよね。
したがって、ある程度子どもの好きな色を尊重してあげてもいいでしょう。
保証
ランドセルを選ぶ際は、6年間の修理保証がついているかを必ずチェックしましょう。
子どもが毎日使うものなので、いくら丈夫なランドセルであっても、壊れない保証はありません。
万が一壊れてしまった場合、保証がついていないと買い替えが必要となってしまいます。
ただ、ランドセルは決して安い買い物ではないため、かなり痛い出費ですよね。
そのため、いざという時のためにアフターサービスが整っているに越したことはないでしょう。
中には、壊れた理由がどんなものであっても完全無料で対応してくれるブランドもありますよ。
ランドセル選びで困っている方に!おすすめブランド3社
ここからは、知名度・機能性・安全性・保証面の観点から、おすすめのブランドを3社ご紹介します。
どこのランドセルにするか迷っている方は、参考までに目を通してみてください。
フィットちゃん
知名度抜群のランドセルメーカー「フィットちゃん」。
テレビCMのイメージが強いため、ランドセルと聞くとまず一番に思い浮かぶブランドは”フィットちゃん”という方が多いのではないでしょうか。
フィットちゃんの一番の特徴は「肩カン」。
肩ベルトが左右に動くようになっているので、子どもが成長しても背負いやすさが変わらないという魅力的な構造になっています。
また、背中にぴったりフィットすることで、軽さを実感できるでしょう。
下記はフィットちゃんランドセルの特徴をまとめたものです。
池田屋
工房系の中でも近年注目を集めている「池田屋」。
機能性抜群で大容量なことから多くの人に愛されているブランドです。
池田屋の最大の特徴は、6年間使うことを考慮し、あえてシンプルなデザインにこだわっているところ。
また、他のブランドにはない子ども思いのアフターサービスも整っており、かなり信頼できるランドセルブランドと言えます。
下記は池田屋ランドセルの特徴をまとめたものです。
セイバン
肩への負担を軽減する”天使のはね”で一気に人気が高まった最大手ブランド「セイバン」。
ネット上の口コミでは「失敗することがない」と評価が高く、機能性とデザイン性で支持を集めているブランドです。
特に魅力的なポイントが驚くほどの耐久力。
やんちゃな男の子でも、ちょっとやそっとの事ではへたらないでしょう。
下記はセイバンランドセルの特徴をまとめたものです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回の内容をおさらいしておきましょう。
▶進化しているランドセル事情
▶ランドセルを選ぶときはここに注意しよう!
・重さ
・機能性
・価格
・素材
・背負いやすさ
・デザイン
・保証
▶ランドセル選びで困っている方に!おすすめブランド3選
・フィットちゃん
・池田屋
・セイバン
いかがでしたか?
ランドセルを販売している会社は数多くあるので、一度カタログを請求してみるのもおすすめです。
今回ご紹介した、選ぶときのポイントに着目し、6年間使えるランドセルを選びましょう!
今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。
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