買ってはいけない。イングリッシュベル(English Bell)。その実態は・・・。

いくら勉強しても話せるようにならない英会話・・・。

ある学習メソッドを使えばネイティブ並みの発音とスピードが手に入るとしたらどうしますか?

イングリッシュベル(English Bell)4倍の速さで英語をマスターできると評判のスクール。

その秘密は・・・。

【ダイレクトメゾット(直接教授法)】

ダイレクトメソッド

ダイレクトメソッドとは英語を英語で教える方法。よく言われる「英語脳」を育て、スピードのある会話能力が身に着きます。

イングリッシュベル(English Bell)について

イングリッシュベルは、通常の4倍速で英語が身につくと言われるダイレクトメソッドが売りの英オンライン英会話です。イングリッシュベルで扱うダイレクトメゾットは「カランメゾット」、「DMEメソッド」、「スピークユアマインド」の3つ。

この中で特に有名なのは「カランメゾット」ですね。

カランメゾットとは?

カランメソッドは、ロビン・カラン氏が1960年代に開発しました。講師のハイスピードの質問に次々と答え、文法や発音を間違った場合はすぐ直されます。質問を頭の中で日本語に置き換える時間が与えられないため、「英語脳」が育成され、英会話の瞬発力が向上するというメソッド。正式認定されたスクールで受講しなければなりません。

ここまで聞くと、イングリッシュベルに入会すればネイティブ並みのスピードと発音で英語が話せるようになる・・・。と思ってしまいますが、でもちょっと待って!

そんなうまい話があるでしょうか?

英語学習は螺旋階段のようなもの、たくさん歩いてもなかなか上に登れません。英語の学習に近道はないと言われています。

またスポーツジムにも例えられます。英語を学びたい人の能力・学習目標・学習環境・モチベーションは十人十色。画一的な方法ではなく、その人にあったトレーニングをインストラクターから教わる必要があります。

本当にイングリッシュベルが学習効果があるのかイングリッシュベルを利用したユーザーのリアルな口コミを調べてみました。

イングリッシュベルの実態

カランメゾットのデメリット

カランメソッド(Callan Method)にはメリットもありますがデメリットもささやかれています。

・楽しくない。
・テキストの例文が実践的ではない。時代遅れの表現が多い。
・会話を発展させられない。

楽しくない

そもそも英語はコミュニケーションツール。その時々の感情を言葉にのせて伝えることに「面白み」があります。カランメゾットはそれを実現するための訓練ではあるのですが、あまりにも機械的。受講生によっては心が折れてしまう方も多いようです。

普段は明るくて楽しいであろう外国人講師が矢継ぎ早に質問を浴びせかけてくる。間違えると即座に訂正される・・・。これをゲーム的に楽しめる人であればよいでしょうが、気持ちをこめて発言したい方には向きません。

スピード優先なので、受講生が答えに困ってもどんどん進んでしまいます。ついて行くのがやっとで嫌になってしまった・・。という書き込みも見られました。

お仕事などでどうしても急いで英会話スキルを身に着けなければいけない方には有効ですが、じっくり英語文化を学びたい方は他のスクールにしたほうがいいです。

本来、大人になってからの勉強は楽しいものですが、カランメゾットは全然楽しくないという意見が多かったです。

テキストがよくない

近年になって改善がなされたようですが、まだまだ現代に合わない表現の設問が見受けられます。
内容に脈絡がなく唐突だったり、一生使わないであろう言葉だったり。現代では人種差別と受け取られかねない単語もあります。カランメゾットの主旨として文章の意味は重要ではないとなっていますが、日本人からみたらストレスが溜まります。

会話を発展させられない?

対話者の質問に素早く良い発音で応答する訓練なので、常に受け身の会話になってしまい。自分から会話を発展させることができるようにはなりません。

このようにカランメゾットはメリットもありますが、デメリットもあります
英語を学ぶ方法はカランメゾットだけではありません。例えばこちらのスクールは質の高い日本人講師のきめ細かい指導で定評があります。

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料金が高い

イングリッシュベルは月額3,861円~です。一見安く感じますが、実は一か月に5回しか受講できません。一回あたり702円になってしまいます。1レッスン200円を切るスクールも多いなか、高めの料金設定と言えます。カランメゾットに拘らず、とにかく安くたくさんレッスンされたい方はこちらのスクールを検討されてもよいでしょう。

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まとめ

イングリッシュベルの実態について口コミをもとにまとめてみました。やはり英語の学習には早道は無くカランメゾットだけでは限界があるんですね。

日本語と英語の違いを理解しつつ、英語圏の話者の考え方・文化までを感じながら学習して行かないと英語をコミュニケーションツールとして使って活動できるようにはなりません。

カランメゾットにもそれなりのメリットがありますが、その面でやはり不十分。カランメゾットで学びたい場合は、他のスクールとの併用が必要でしょう。

例えば産経オンライン英会話Plus(プラス)は安心のフジサンケイグループの運営で、産経新聞英語版などマスコミの情報力を生かした教材が人気です。講師の質も高く、日本人講師、ネイティブ講師から選択可能。広く世界の動きにあわせた英語力を培うことができます。

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