ディーラーでガラスコーティングオプションを買ってはいけない!

今回は、新車購入時のガラスコーティングオプションについての記事となっております。

こんな方におすすめ!
車のオプションってつけたほうがいいの?
ガラスコーティングって必要なの?
ガラスコーティングってどんなことをしてもらえるの?

 

本記事では、上記のような疑問をいただいている方に向けて、ガラスコーティングオプションのメリット・デメリットをお伝えします。

車のオプションは決して安いものではありませんので、しっかりと考えてから依頼しましょう。

記事前半では「ガラスコーティングの説明」、後半では「ディーラーでコーティングを行うメリット・デメリット」をお伝えします。

是非最後まで目を通してみてください。

ガラスコーティングとは

ガラスコーティングとは、汚れや傷、色褪せから車を守り艶を持続させるため、塗装の上にガラス皮膜を生成する作業のことです。

コーティングが必要な理由

「そもそもコーティングって必要なの?」「なんの意味があるの?」と思う方もいますよね。

下記では、コーティングをすることによって得られるメリットをまとめましたので、自分に必要かどうかチェックしてみてください。

・お手入れがラク
・ボディの色褪せを防げる
・雨シミや汚れがつきにくい
・売却時に査定額がアップする
・効果の持続期間が長い

ディーラーでコーティングを行うメリット・デメリット

ここではディーラーでコーティングを行うメリット・デメリットをお伝えしていきます。

メリット

カーディーラーにコーティングを依頼するメリットは下記が挙げられます。

納車時にコーティングされている
支払総額に含まれる

【納車時にコーティングされている】

納車してから時間が経てば経つほど、雨シミができたりボディに細かい傷がついてしまうため、新車コーティングは、納車してから1か月以内を推奨されています

そのため、ディーラーにお願いしておけば、納車時に施工済みの車を受け取ることができるわけです。

しかし、個人的に業者を探す場合は、探す時間に加え数日間は車を引き渡さなくてはなりません。

したがって、手間を少しでも省きたいという方は、ディーラーにコーティングを頼むといいでしょう。

【支払総額に含まれる】

ディーラーでコーティングオプションをつけると、車の購入と合わせてローンを組めるので、車両購入時にローンを組む方にとってはメリットと言えます。

車種によってはコーティング金額が張ってしまうため、月々の支払いができるのは有難いですよね。

デメリット

ディーラーでコーティングを行うデメリットは下記が挙げられます。

金額が高い
クオリティが低め
持続期間が短い

一つずつ見ていきましょう。

【金額が高い】

ディーラーにコーティングをお願いすると、基本的に8万円~10万円くらいかかります。

一方、コーティング専門店に同じ施工内容でお願いしたとしたら、ディーラーよりも安い金額でコーティングしてもらえるでしょう。

これはなぜかというと、ディーラーは多くの場合、外注業者にコーティングを依頼しています。

しかし、外注業者に支払う金額が高くなればなるほど、ディーラー側の利益が減ってしまいますよね。

そこで、ディーラーは少しでも利益を出すため、必要最低限の施工のみを業者に依頼します

業者側は、当たり前ですが8万円分の施工を2万円や3万円では受けることができません。

よって、あなたがディーラーに8万円払ったとしても、実質コーティングにかかっている費用は3万円くらいということになります。

そのため、自分で専門店に行けば、同じ内容の施工を2万円や3万円でやってもらえますよ

【クオリティが低め】

金額が高いからと言って、クオリティが高いとは限りませんので注意しましょう。

もちろん、ディーラーもいかさまをしているわけではありません。

しかし、原価を抑えている分どうしてもクオリティが低くなってしまいます

また最近では、ディーラーの内製化が進んでおり業者に投げず社内で完結している会社もあります。

中には、営業マンがコーティングすることもあるとか・・・。

大金を払って、素人が新車をコーティングしていると思うと恐ろしいですよね。

ただ、すべてのディーラーが当てはまるわけではないので、気になる方は口コミをチェックしてみてください。

【持続期間が短い】

ディーラーでコーティングを行った場合の効果の持続期間は、大凡1年と言われています。

一方、専門店でガラスコーティングを行った場合は、なんと3年以上

使っているコーティング剤が違うこともありますが、ここまで持続力が違うのはなぜでしょうか。

答えは、「下地処理をするかしないか」です。

車のコーティングは、コーティング剤を塗る前の下地処理がとても大切なのです。

「新車なんだから下地処理は必要ないでしょ」と思う方も多いですが、意外と新車にも傷やシミがついているんですよ。

そもそも、傷やシミから守るためにコーティングを行うわけですから、傷やシミをそのままにしておいてはいけませんよね。

専門店にコーティングしてもらうと、この下地処理を丁寧にやってもらえます。

下記にディーラーと専門店それぞれの施工手順をまとめてみました。

<ディーラーの場合>
洗う→拭き上げる→コーティング剤を塗る→拭き上げる→完成
<専門店の場合(会社やプランによって内容は異なります。)>
洗う→拭き上げる→磨く(下地処理)→洗う→拭き上げる→コーティング剤を塗る→拭き上げる→完成

これを見れば、持続期間に大きな違いがあるのも納得ですよね。

コーティングは専門店に依頼しよう

ここまで、「ディーラーでコーティングを行うメリット・デメリット」をお伝えしてきましたが、一言でいうと、ディーラーはコーティングのプロではありません

お見積もり段階で、「ほとんどの人がコーティングオプションをつけている」と言われると、つけるのが当たり前だと思ってしまいますが、即決する前に一度検討することをおすすめします。

また、専門店は敷居が高く相談しずらいと考えている方も多いですが、決してそのようなことはないので安心してください。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の内容をおさらいしておきましょう。

▶ガラスコーティングとは
▶コーティングをした方がいい理由
▶ディーラーでガラスコーティングを行うメリット・デメリット
▶ガラスコーティングは専門店に依頼しよう

いかがでしたか?

コーティングは決して安いものではないので、しっかりと検討したうえで依頼するようにしましょう。

今回ご紹介させていただいた記事が参考になれば嬉しいです。

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