皆さんは、社会人になってから勉強しておられますか?
社会人向けの講座費用は高額でびっくりするものがたくさんありますよね。せっかく高額の教材を購入しても、時間が十分に取れずに受験に落ちてしまった苦い経験を持つ人もたくさんいると思います。
でも、ステップアップの方法は無料でもありますから、向上心だけは捨てずに、学びの機会を設けてほしいものです。
教材料金
私が目指していた国家資格のために出費した金額は、軽く100万円を超えています。それでも、無事試験に受かれば学習の費用は高いとは感じなかったことでしょう。
関連したいくつかの資格は取得できたものの、納得のできる結果を得ることはできませんでした。
つらい生活
私は過去に、資格取得のために長期にわたり仕事帰りに学校に通っていました。社会人が仕事をしながら勉強をして資格を取得するのは本当に大変です。
朝8時30分に自宅を出て、仕事と授業を終えて帰宅するのはいつも22時を過ぎていました。一人暮らしをしていましたから、食事はいつも外食かコンビニのお弁当です。軽く食事を済ませてから、その日の授業の復習をしていましたが、疲れ切った頭には、勉強の内容がうまく記録されませんでした。
会社には、私と同じような人がたくさんいて、みんな疲れた顔をしていました。
機会損失
機会損失という考え方をご存じでしょうか?機会損失とは、得られるはずの利益(機会)が得られなかったその利益を金額にする会計の考え方です。
たらればの話になってしまいますが、もし、あの時の無駄な勉強時間をコンビニでアルバイトでもしていたなら、1日4時間×900円×20日×12か月×3年=259万円の現金が手に入っていたわけです。
すべてを後悔するわけではありませんが、もう少し要領の良いやり方を見つけなければならなかったのではないかと思います。
無料学習サイト
今は、インターネットのおかげで、簡単な資格の取得なら無料で学習することができます。
サイト運営者の言葉を見ると「もっとお金の勉強をしてほしいから無料で運営している」とか、「自分が苦労したことと同じことで苦労してほしくない」など、本当に頭が下がります。
学習のメニューも幅広く、資格の取得もありますが、例えばプログラミングや心理学、小中学生の勉強に対応したものまで多岐にわたります。
小学生や中学生には、一人1台のPCやタブレットが配られるようになりました。今はフリーWi-Fiを使える図書館も増えています。これなら不登校の子供も学習意欲さえあれば、学習することができるのです。もっと言えば、小学生でも、理解できる児童は中学生の授業を学習することも可能です。
これは本当に素晴らしいと思います。今まで、学習の機会をあきらめてきた人は、大人、子供にかかわらず自分のペースで学習することができるのです。
例えば、今は弁護士や医者といった資格の勉強サイトはありませんが、これから先は、きっとできていくことでしょう。
もっともっと、教育が、そして情報が開示され、だれもが自由に勉強できる日も近いと考えます。
無料学習サイトの紹介
実際に無料で学習できるサイトをのぞいてみましょう。
JMOOC 無料で学べる日本最大のオンライン大学講座です。情報工学、統計学、数学、心理学と幅広い学習が可能です。
いぬぼき 簿記に特化した学習サイトです。動画による解説もついて、初心者でも学習しやすいです。
しかくのいろは 簿記から情報系の学習ができるサイトです。色々な資格の講座を準備しておられます。これからの期待が大きいです。
独学ステーション 語学を筆頭として、たくさんの資格のメニューをそろえています。クイズやタイピングなど、ゲーム感覚でアウトプットを楽しめそうです。
プロゲート プログラミングの無料学習サイトです。一部は有料ですが、基本のみをマスターするのであれば、無料でも十分に学べます。興味のある人は試しに少しやってみてください。
独学のモチベーション
一人で勉強を続けるのは、モチベーションを保つのが難しいですよね。
励ましあえる勉強仲間がいれば、くじけそうなときに勇気が出てくるものです。励ましあえる仲間はネットでも探すことができます。
SNSで、勉強の状況を発信している受験生はたくさんいます。Twitterで「簿記 独学」と検索してみてください。たくさんの仲間が見つかります。
Twitterで仲間を見つけるのは少しハードルが高いと感じる人は、5ちゃんねるなどの掲示板でもたくさんの受験生に出会えます。
しかし、夢中になりすぎて、勉強をおろそかにしないように注意してくださいね。
まとめ
どうでしょうか?皆さん、学習意欲がフツフツと湧き上がってきませんか?
学習や資格取得に、性別や年齢は関係ありません。50代、60代、70代でも合格を手に入れる人もいるのです。まずは少し無料のサイトで学習してみるのもよいですし、すでに何かの資格を持っているのであれば、自分が情報を発信してみてはいかがでしょうか?
意外なところで誰かの役に立てるかもしれませんよ。
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