Amazonで買い物をする度に、Amazonプライム会員の無料体験案内が表示されます。
会員になった方が良いのではないかと、お悩みではないでしょうか。
送料無料の他、楽しめるサービスが豊富にあって会員になるメリットは十分あります。
しかしご自身にとっては、会員になってまでAmazonで買ってはいけないのかもしれませんよ。
今回はAmazonプライム会員になった場合のメリットとデメリットについて解説しています。
Amazonプライム会員になるのかどうかの参考にしてみてください。
Amazonプライム会員のメリットとは
Amazonプライム会員になると月額で500円、年額なら4900円の会費を払う必要があります。
会費があるだけにこんなお得なメリットがあります。
送料無料
たった100円の商品を一品しか注文しなかったとしても、送料無料で早く届くというメリットがあります。
これは買い忘れをして帰った時などにとても便利です。
お急ぎ便という制度もあり、選択すると通常は550円払う必要がありますがAmazonプライム会員なら無料です。
早ければ当日、遅くても翌日中には届いてしまいます。
また日時指定の選択も、同様にAmazonプライム会員なら無料ですよ。
会員限定セールや先行参加ができるセールがある
プライムデーが毎年7月に開催され、数量限定のお得な商品が購入可能です。
プライム会員限定のセールで、なかにはレア商品や大幅に値下げした商品が存在します。
当日の買いたい商品が前もって決まっているのなら、早い者勝ちだと思っていた方が良いかもしれません。
この他、1月、11月、12月の3回セールがあり、定期的にタイムセールもあります。
これらのセールにも、プライム会員なら30分早く参加できるメリットがありますよ。
プライムビデオやプライムミュージックが無制限
Amazonには動画配信サービスのプライムビデオがあります。
動画は映画、ドラマ、テレビ、アニメなど様々な動画が楽しめます。
U-nextやHuluと比べてしまうと作品数はかなり少ないですが、会費の500円を払っているだけで無制限に楽しめるのは魅力ですよ。
また約200万曲の音楽が楽しめるプライムミュージックもあり、こちらも同様に無制限で楽しめます。
この他、Twithと連携できるプライムゲームもあり、無料でゲームや特典のダウンロードが毎月できるといったサービスもあり、おうちでの娯楽全般を楽しめてしまいます。
プライムリーディングで電子書籍が無制限
電子書籍も動画や音楽と同様に、約1000冊以上の対象書籍を無制限に読むことができます。
小説、ビジネス書、漫画など本屋と変わらない広いジャンルの本が楽しめますよ。
kindleアプリのインストールが必要となりますが、10冊まではダウンロードして後で読むことが可能です。
さらにAmazon専用のタブレットのKindle、Fireタブレットで読めば、どんな本でも月1冊はダウンロードが無料です。
アマゾンフォトも無制限
Amazonには写真クラウドサービスがあります。
通常の会員でも5GBまで保存可能ですが、プライム会員なら無制限です。
グーグルフォトのように画質が悪くなる心配がなく、RAWデータも保存ができてしまいます。
写真を撮ることが好きな方にはおすすめですよ。
Amazonネットスーパーが利用できる
プライム会員のみが利用できるネットスーパーがあります。
Amazonフレッシュの他、大手スーパーのライフやバローのネットスーパーがあります。
注文すると最短2時間で届くので、雨の日など買い物に出たくない日に便利ですよ。
米や調味料などと食料品、日用品を全てまとめて注文することが可能です。
買い物したら荷物が重くて疲れるなんてことが無くなりますよ。
プライムビフォーユーバイで試着後の購入ができる
プライムビフォーユーバイは、試着ができない悩みが無くなるサービスです。
商品到着後７日以内に試着をして気に入らなければ返品ができます。
もしサイズが合わなければ返品時の配送料は無料ですので安心ですよ。
プライム会員なら無料でこのサービスが利用できます。
対象商品も洋服、靴やバッグなど幅広く、現物を見て購入できる他社には無いメリットがありますよ。
Amazonプライム会員のデメリットとは
Amazonプライム会員のデメリットとは、サービスが多いが限定的であることです。
詳しくは、こんなデメリットがありますよ。
サービスのが全てが無料ではない
これまでAmazonプライム会員になると、映画や音楽、本などが無制限で楽しめるとお伝えしてきました。
しかしそれは、全てではありません。
例えば、好きな音楽をダウンロードしようとしたら有料なんてことがありえます。
プライムビデオ、プライムミュージック、プライムリーディングの全てのコンテンツを無制限に利用するには、それぞれ追加の月額料金が必要となります。
月に一回は2000円以下の注文をしないと損になる
Amazonプライム会員なると送料無料になるメリットがありますが、会員にならなくても送料無料になることがあります。
それは、2000円以上の注文をしたときです。
毎回一度に2000円以上の注文ができているなら、プライム会員にならない方が良いでしょう。
また、月に一回も注文をしなかった場合でも会費は請求されてしまいます。
価格もお店で買う方が安いことがほとんどですので、毎月注文をしない可能性があるならプライム会員になる必要はないでしょう。
会員費用が高くなる可能性がゼロではない
現在、日本でのプライム会員費は月額500円ですが、この金額は海外と比べると格安です。
本家アメリカでは2022年に2ドル値上げをし、月会費が現在14.99ドルとなっています。
イギリスでも月会費7.99ユーロです。
海外では高額な会員費用であることから、日本だけいつまでも月額500円では無いことが考えられます。
世情により、今より高い会費を払うことになる可能性は否定できないでしょう。
試着できる商品も限定されている
プライムビフォーユーバイでは、試着後返品できるメリットがありますが、全ての商品ではありません。
商品の中には色や柄のバリエーションがいくつもあるものがありますが、その中でも試着できるのは１カラーのみです。
例えば、靴のサイズが合えばそのまま購入したくても、希望の色が対象外なことがあります。
もしそうなれば、サイズ違いを2足注文してサイズを確かめた後、どちらも返品して希望の靴を注文しなおす必要がありますよ。
ネットスーパーが利用できない可能性が高い
これまでネットスーパーを利用したことがないから、プライム会員をきっかけに利用してみたいという方もいることでしょう。
残念ながら、ネットスーパーが利用できる地域は、首都圏と関西と愛知県の一部の地域に限られています。
お近くにライフやバローがあっても、ネットスーパーの扱いが無い店舗がほとんどなので期待はできないですよ。
まとめ
アマゾンプライム会員になると、多くのサービスが利用できるメリットがあります。
しかし、サービスのなかで無料で利用できる範囲は限られており、がっかりする可能性がありますよ。
それでも毎月、ふと思いついた時に2000円以内の少量の注文をしたい方には、プライム会員になるメリットがあります。
最寄りの店舗で買った方が価格が安いことがほとんどですが、毎回の配送料が無料なうえに早く届くのでおすすめですよ。
毎月の注文は関係なく、映画や音楽などのショピング以外のサービスが目当てなのであれば、他社の専門のサービスを利用した方が思う存分楽しめることでしょう。
Amazonプライム会員になるかどうかは、Amazonでのショッピングをこれからどのくらいの頻度で利用する予定かで検討してみると良いですよ。
コメント