すべり台のおもちゃは危ないから買ってはいけない!は本当?

雨の日や寒い冬の日が続くと、外で遊ぶのが難しくなりますよね。

外に出られない日が続くと、子どもたちが「外に行きたい!」「すべり台で遊びたい!」と声を上げることが多いのですが、雨が降っていたり、近くに公園がないという家庭も少なくないでしょう。

そんな状況の時に、家の中で遊べるすべり台があるととても便利です。しかし、家の中でのすべり台遊びは危険を伴うのではないかと心配になったり、どのタイプのすべり台が良いのか決めかねることもあるかと思います。

そこで今回は、家庭内で楽しめるすべり台のおもちゃについて詳しく調査しました。

すべり台のおもちゃは何がいいの?

家の中にすべり台が設置されていると、雨の日でも体を動かすことができ、特に活発なお子様は大変喜んで遊びまわることでしょう。

さらに、すべり台には階段を上る動作と、すべる動作が含まれており、これには体を鍛えることができるという大きな利点があります。

・階段を上る際には:体全体や足の筋力が効果的に鍛えられます。
・すべる時には:バランス感覚が養われ、バランスを保つための筋力も鍛えられるほか、着地の際の瞬発力やスピード感覚を育むことが可能です。

すべり台を設置することで、家庭内での遊びの幅が広がるだけでなく、体を動かすことでエネルギーを消費し、昼寝もよくしてくれるため、まさに一石二鳥と言えますね。

すべり台のおもちゃの選び方

すべり台は比較的大きなサイズになるおもちゃなので、安全に遊ぶためには設置する部屋に適したサイズのすべり台を選ぶことが重要です。

すべり台を置けるスペースがあれば安心というわけではありません。

すべり終わった際に、目の前に壁があると、すべり台の後ろから壁にぶつかる危険性があるからです。

したがって、少し余裕を持たせたスペースが確保できるよう、部屋の大きさとすべり台のサイズをしっかりと測って選ぶと良いでしょう。

また、購入の際には耐荷重や適応年齢を必ず確認することが大切です。

子どもがすべり台の上でジャンプをしたり、すべる方から走って登ることも考えられますので、耐荷重を超えると故障の原因となり、転落するリスクもあるため、十分に注意して選んでください。

すべり台の種類

すべり台のおもちゃにはさまざまな種類が存在しますので、お子様の年齢やご家庭のスペースに合ったものを選ぶことが重要です。

折りたたみタイプ

階段とすべる部分が分かれている組み立て式のタイプで、使用しないときは折りたたんで収納することが可能です。

部屋の見た目を気にする方や、常に設置しておくスペースがない場合に特におすすめです。

すべり台を組み立てた際には、しっかりとはまって安定していることを確認してから遊ぶようにしましょう。

ソファーすべり台

自宅のソファーにすべり台のすべる部分だけを置くことで、すべり台として遊ぶことが可能なタイプです。

マンションや狭いリビングなどで、大きなすべり台を設置するのが難しい場合でも、楽しく遊ぶことができるのが魅力です。

ただし、耐荷重が20キロ未満で小さなお子様向けのものもあるため、購入時にしっかりと確認することが必要です。

ジャングルジムやブランコとセットのタイプ


すべり台だけでなく、他の遊具とセットになっていることで、飽きずに長く遊ぶことができるのが魅力的です。

また、ジャングルジムを使うことで全身の筋力や空間認知能力が鍛えられ、ブランコではバランス感覚や手足と腰を連動して動かす能力が向上します。

すべり台の素材

すべり台の素材にはさまざまな種類があります。

プラスチック製

軽量で組み立てが簡単な一方で、耐久性は木製に比べるとやや劣ります。

カラーバリエーションが豊富で可愛らしいデザインも多く、お子様のお気に入りのすべり台を一緒に選ぶことで、長く遊んでもらえる可能性が高まります。

木製

木製のすべり台は重くて安定感があり、特に小さなお子様にとっては安全に遊べるというメリットがありますが、折りたためるタイプは少ないため、収納が難しい場合があります。

プラスチック製に比べるとカラーバリエーションは限られますが、手触りが良く、木特有の経年劣化を楽しむことができるのも魅力です。

段ボール製

近年では段ボールでできたすべり台も販売されており、非常に人気を集めています。

その理由は、お子様がすべり台に自由に絵を描くことができ、自分だけの特別なすべり台を作り上げることができるからです。

また、段ボール製であるため耐久性は低いものの、子どもが小さいうちの短期間しか使わない家庭も多く、不要になった後の処分がしやすいという点も人気の一因となっています。

すべり台を選ぶときの注意点

すべり台のおもちゃを購入する際にはいくつかの注意点があります。

すべり台の傾斜
すべり台の種類によっては、すべる部分の傾斜が急なものがあります。

傾斜が急であると、すべり降りるスピードが増すため、バランス感覚が未熟なお子様には転落のリスクがあるので注意が必要です。

すべる部分の降り口
室内用すべり台は、公園に設置されているすべり台と比較して、すべる部分の距離が短くなっていることが多いです。そのため、すべり降りた際にそのまま床に降りることも少なくありません。

この場合、降り口と床との間に段差があると、思わぬ高い位置から落下してしまい、ケガにつながる危険があるため、なるべく床との間に段差がないものを選ぶことをおすすめします。

降り口の長さ
降り口の長さが短いと、スピードを緩めることができず、勢いがついたまま降りてしまうことがあります。

勢いを維持したまま降りると、バランスを崩しておしりや頭を打ったり、前にある壁にぶつかる危険性もあるため、慎重に選ぶことが必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

外に行けなくても、家の中ですべり台で遊ぶことができるのは、子どもたちにとって嬉しい体験ですよね。

室内で遊ぶ際には、転落や怪我などのリスクもあるため、必ず親御さんがしっかりと見守りながら遊ぶように心がけてくださいね。

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