人類の中で約10%程度を占めると言われている左利き。
10人に1人と考えるとそこまで珍しくもなさそうですが、世の中の建物や道具は基本的に右利き向けに作られていることが多いですよね。
中にはペンや箸は右利きだけど、はさみだけ左利きという場合や、その逆もあり得ます。
また、自分の子供が左利きという方は、学校に持っていく道具を選ぶのにも配慮が必要な場合がありますね。
本記事では、なにかと不便なことの多い左利きさんがより快適に過ごせるように、左利きさんが買ってはいけないものや、逆に左利きさんにおすすめしたいアイテムについてご紹介いたします!
左利きとは?なぜ左利きの人がいる?
そもそもなぜ人間が右利きと左利きに分かれるのか、気になる方も多いでしょう。
実ははっきりと科学的に解明されているわけではないのですが、いくつかの説があり、その中の一つに「胎児の間に決まっている」というものがあります。
利き手と脳には関係があり、右脳は左手、左脳は右手とクロスして繋がっているため、母体の胎内で右脳や左脳がどちらかだけ発達することにより、右脳が活発になって人は左利きになると言われているそうです。
左利きをモチーフにした作品・左利きのキャラクター
左利きのキャラクターは、フィクションの世界でも多く登場します。
左利きのエレン
「左利きのエレン」とは、「天才になれなかった全ての人へ」というキャッチコピーの漫画で、実写化もされています。
主人公の「朝倉光一」は絵が好きで、デザイナーになりたいという夢を持っていますが、天才肌ではない凡人です。
それでも「何者かになりたい」という強い情熱を持ち努力する光一が、絵の天才である「エレン」や、各分野の天才たちとの出会いを経て、最後に出した答えとは?
こういったあらすじの漫画ですが、左利きには天才が多いとも言われていますね。
歴史上の偉人や芸術家にも左利きが多いですが、左利きは右脳と左脳をバランスよく使っていることにより、脳が発達しているからという説もあります。
けいおん!
高校の軽音部を舞台に、ガールズバンドの女の子たちの日常を描いた漫画です。
アニメ化もされていて、アニメファンの中ではかなり人気の高い作品とも言える「けいおん!」ですが、こちらにも左利きのキャラが登場します。
ベースを担当する「秋山澪」は、通常のベースとは左右反転するような形の左利き用ベースを演奏しており、購入する際も非常に迷ったとのエピソードがあります。
作中に登場する左利き用ベースは実在するモデルで、そもそもの生産数自体も少ないのですが、キャラクターの人気により一時はさらに品薄になったとのことです。
左利きの人が買ってはいけない・買うときに注意が必要なもの
そんな左利きの人が買ってはいけない・買うときに注意が必要なものには、どのようなものがあるのでしょうか?
本項でご紹介するので、身近に左利きの人がいる方や、左利きのお子様を持つ方は参考にしてみてくださいね。
はさみ
はさみは、左利きか右利きかで左右が異なるため、左利きの方は左利き用のはさみの購入が必要です。
特に新学期などで文房具を揃える場合などは要注意ですね。
他の道具が右利きでもはさみだけ左利きという場合やその逆もあるので、自分にとって使いやすい方を使いましょう。
ギターやベースなどの弦楽器
ギターやベースなども右利き用・左利き用があり、主に利き手が弦をはじく方になりますが、左利きでも右利き用の楽器を使っている場合も多いです。
右利き用の方が種類が豊富なので、最初に左利き用の楽器で慣れてしまうと新しく買い替えようと思ったときに選択肢が少なくなってしまうというデメリットがあります。
ボールペン
一見、利き手と関係がなさそうなボールペンも、購入の際に注意が必要です。
左から右へ文字を書く際に、右利きがペンを引きながら文字を書くのに対して、左利きはペンを押しながら文字を書く形になります。
そのため、インクの種類やペンの形によっては書くのが大変なケースもあるのです。
左利きさんにおすすめしたいアイテム
本項では、左利きさんにおすすめしたいアイテムについて、製品名を挙げてご紹介いたします!
サラサドライ0.5(ボールペン)
サラサドライ0.5はサラサシリーズの中でも速乾性があり、書きやすく手が汚れないというメリットがあります。
押し書きの際に筆圧が強くなってもかすれにくく、書きやすいためおすすめです。
ソニック メガサク 左手用(はさみ)
ソニックのメガサクは、名前の通り牛乳パックもサクサク切れるような、グリップした力が刃に伝わりやすい構造になっています。
はさみを購入する上で、切りやすさや持ちやすさが一番大切ですので、左利き用のはさみに迷っている・・・という方はぜひメガサクを使ってみてください。
まとめ
本記事では、左利きさんについてや、左利きさんが買ってはいけないもの、おすすめの製品についてご紹介いたしました。
身近に左利きさんがいるという方や、自分が左利きという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
コメント